Flutterパッケージの更新に役立つTips
Flutterやpubのパッケージを更新する際に便利なTipsをまとめました。
VS Code拡張機能
Version Lens
pubspec.yamlを開いているときに、パッケージ名の上に最新バージョンを表示してくれます。バージョンをクリックすると、すぐに更新できて便利です。
Flutter Links
pubspec.yamlを開いているときに、パッケージ名の上にpub.devのリンクを表示してくれます。ChangeLogを確認するためにpub.devをすぐに開けて便利です。
コマンド系
pub deps
pub depsコマンドは、パッケージの依存関係を表示するコマンドです。
依存パッケージの競合が起きたときなどに役立ちます。
flutterプロジェクトの場合は、flutter pub depsと実行します。
dart fix --apply
dart fix --applyコマンドは、静的解析の警告を自動的に修正してくれるコマンドです。バージョンアップで多くの警告が発生しても、簡単に修正できる場合があります。
その他
dependency_validatorパッケージ
dependency_validatorパッケージは、不要な依存パッケージがないかをチェックできます。バージョンアップのついでに、使っていなかったパッケージの依存を削除するのに役立ちます。
ただし、riverpod_lintパッケージなど、利用していても誤検知されることがあるので、dart_dependency_validator.yamlで対策しましょう。
以下のように書けば、無視されます。
ignore:
- riverpod_lint
Pod update用のコマンド
パッケージを更新した後、PodのキャッシュがおかしくなりiOSビルドが通らなくなることがあります。そのような場合は、Podのキャッシュをクリアすることが役立ちます。以下の一連のコマンドをすぐに実行できるようにしておくと便利です。
cd ios
rm -rf Pods/
rm -rf Podfile.lock
cd ..
flutter clean
flutter pub get
cd ios
pod install --repo-update
cd ..
Dependabot
Dependabotは、更新すべきライブラリを調べてくれるGithubの機能です。設定した間隔で更新すべきライブラリを更新するプルリクエストを作成してくれます。
pubの場合は、以下のように書けば動きます。
version: 2
enable-beta-ecosystems: true
updates:
- package-ecosystem: "pub"
directory: "/"
schedule:
interval: "weekly"
ただしpub対応はbetaで結構微妙です。
まとめ
Flutterパッケージ更新の便利なTipsを紹介しました。他にもおすすめがあれば、コメントで教えてください🥳
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