Firebase Hostingを使って、app-ads.txtを無料で公開する
概要
Admobのapp-ads.txtを設定する機会があったのでその際のメモです。
以下の英語のドキュメントを参考にしてます。
Firebase Hostingの初期化
アプリでFirebaseを使っている場合Firebase Hostingを使うことで簡単にapp-ads.txtの公開ができます。
FirebaseコンソールでHostingを選択
Hostingを選択したら始めるを押す
手順に従ってHostingの設定をする
手順通り進めればHostingを使うところまでは進められると思います。
app-ads.txtを公開する
ここからがapp-ads.txtの公開手順です。
app-ads.txtを作る
手順通りにHostingを初期化すればアプリのリポジトリにpublicディレクトリができているので、そこにapp-ads.txtという名前でファイルを作ります。
app-ads.txtに以下の形式のスニペットをコピペします。
google.com, pub-00000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
スニペットはこの記事の作成時点では以下のリンクから確認できます。
リダイレクトの設定をする
app-ads.txtを配置したドメインを、AndroidアプリならGoogle Playの連絡先ウェブサイト、iOSアプリならApp Store ConnectのマーケティングURLに設定します、その時hosting初期化時のindex.htmlが表示されると微妙です。リダイレクト設定をすることで任意のページを開くようにできます。
アプリのリポジトリ直下にできているfirebase.jsonを以下のように書き換えます。
{
"hosting": {
"public": "public",
"ignore": [
"firebase.json",
"**/.*",
"**/node_modules/**"
],
"redirects": [
{
"source": "/",
"destination": "任意のURL",
"type": 301
}
]
}
}
動作確認
以下のコマンドで動作確認できます。http://localhost:5000 にアクセスしてリダイレクト先に設定したページが開くことを確認します。
firebase serve --only hosting
Hostingへのデプロイ
以下のコマンドでデプロイできます。Hosting URL: https://XXX.web.app のように公開されたドメインが表示されます。
firebase deploy --only hosting
app-ads.txtを設定したドメインをストアに反映する
設定後すぐにadmobが認識してくれないことがあります。自分の場合しばらく放置してたら認識されました。
App Store Connectに設定する
iOSアプリの場合はapp-ads.txtが配置されたドメインを、アプリのマーケティングURLの欄に記載します。
Google Playに設定する
Androidアプリの場合はapp-ads.txtが配置されたドメインを、アプリの ストアでの表示>ストアの設定>ストアの掲載情報に表示する連絡先の詳細>ウェブサイト の欄に記載します。
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