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GitLabとGitLab Runnerをcompose.yamlで起動し、Runnerを登録して、実際に動かすまでの手順

2024/08/14に公開

🤔 概要

GitLabとGitLab-Runnerをdocker-composeで起動した後、GitLabの全リポジトリで使用できるShare RunnerとしてGitLab-Runnerを登録する手順を示す。
また、リポジトリを新規で作成し、.gitlab-ci.yamlを動かし、動作確認する。

📜 手順

1. GitLabとGitLab-RunnerをDockerで起動する。

2. GitLabにrootユーザでサインインする

  1. 初期パスワードを以下のコマンドで、見れる
    sudo docker exec -it gitlab grep 'Password:' /etc/gitlab/initial_root_password
    
  2. ユーザ名rootと、初期パスワードを入力してサインインする

3. rootユーザのパスワードを変更する

  1. "ユーザアイコン" - "Preferences"をクリックする
  2. サイドバーの"Password"をクリックする
  3. rootユーザのパスワードを変更する

5. GitLab上で、Instance runnerを新規作成する

  1. "Admin Area"を開く
  2. サイドバーの"CI/CD" - "Runner"クリックする
  3. "New instance runner"をクリックする
  4. Instance Runnerの設定をし、"Create runner"
    1. Platform: Linux
    2. Tags:
      1. Tags: linux, alpine
      2. Run untagged jobs: ✅ (チェックする)
        1. Tagを付けないCI/CDがすべて、このRunnerで実行される
        2. Tagで、Linux/macos/WindowsのRunnerを振り分けるのがよい
    3. Configuration
      1. Runner description: alpine-latest
  5. runner authentication token (例: glrt-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX)を手元に控える

6. GitLab RunnerをGitLabに登録する

  1. トークンを控えたものに置き換え、以下のコマンドを入力する
sudo docker exec -it gitlab-runner \
gitlab-runner register \
  --non-interactive \
  --url "http://192.168.11.2/gitlab" \
  --token "glrt-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX" \
  --executor "docker" \
  --docker-image alpine:latest \
  --description "docker-runner"
  1. Runnerの並行実行ジョブ数を1から8に変更する
sudo docker exec -it gitlab-runner /bin/bash -c "sed -i 's/concurrent.*/concurrent = 8/' /etc/gitlab-runner/config.toml"
sudo docker exec -it gitlab-runner /bin/bash -c "cat /etc/gitlab-runner/config.toml"
  1. GitLab Runnerを再起動する
sudo docker restart gitlab-runner

7. 適当なユーザ/グループ/リポジトリを作成する

8. .gitlab-ci.yamlを実行する

  1. 適当なリポジトリを開く
  2. サイドバーの、"Build" - "Pipeline Editor"をクリックする
  3. テンプレートのまま、"Commit changes"する
  4. サイドバーの、"Build" - "Pipelines"をクリックする
  5. "Status"列の"Running"をクリックする
  6. しばらくして、すべて"Success"になったら、動作確認終了

📌 まとめ

お疲れ様です。

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