バッファロー 10GbE NIC (Buffalo LGY-PCIE-MG2) のファームウェアとドライバーを更新する
Buffalo 10GbE NIC (LGY-PCIE-MG2) のファームウェアとドライバーを以下のバージョンに更新する。
ファームウェア: 4.2.46
ドライバー: 3.1.8.0
はじめに
この記事の内容をもとに作業を行い、何らかの不具合が発生しても筆者はなんら責任を負うことはしません。自己責任のもと行ってください。
Buffalo のドライバーをアンインストール
Buffalo の LGY-PCIE-MG2 ドライバーををインストールしている場合、事前にアンインストールしておく。Windows の場合、Windows マークを右クリック→システム→アプリ→インストールされているアプリよりアンインストールできる。
LGY-PCIE-MG2 のドライバーを更新
Marvell Support から AQC107 用のドライバーをダウンロードする。Windows の場合、ダウンロードページには Windows 10 と記載されているが Windows 11 でも更新できる。
後述するファームウェアの項目で登場する Lenovo Support からもドライバーをダウンロードできる。ただし、Lenovo Support で公開されているドライバーは Marvell Support より 1 つ前のバージョンになる。
以下の手順は、Windows 11 を元にしているので、Linux の場合は読み換えてください。
- CATEGORY = Marvell Public Drivers を選択
- PLATFORM/OS = Windows を選択
- PART NUMBER = AQC107 を選択
- Apply ボタンをクリック
- Marvell AQtion Windows 64-bit Driver をダウンロード
- Marvell AQtion_Win10-11_3.1.8.zip を展開
- Marvell AQtion_Win10-11_3.1.8/Marvell_AQtion_3.1.8.0_installer.msi を実行
- OS を再起動
LGY-PCIE-MG2 のファームウェアを更新
以下の手順は、Windows 11 を元にしているので、Linux の場合は読み換えてください。
-
Lenovo Support から「Marvell イーサネット ファームウェア」をダウンロード
※ Windows 10 と Linux となっているが Windows 11 でも実行可能 - ダウンロードした detn003fa.zip を展開
- detn003fa/atlflashupdate_1.8.0_4.2.46dash.zip を展開
- detn003fa/atlflashupdate_1.8.0_4.2.46dash/updatedata.xml を後述する記載に書き換える
- 管理者権限で detn003fa/atlflashupdate_1.8.0_4.2.46dash/atlflashupdate.exe を実行
- OS を再起動
updatedata.xml の書き換え
- <pciid vid="1d6a" did="07b1" sdid="1046" svid="17AA" />
+ <pciid vid="1d6a" did="07b1" sdid="0369" svid="1154" />
LGY-PCIE-MG2 のファームウェアをリカバリー
atlflashupdate.exe を実行後 detn003fa/atlflashupdate_1.8.0_4.2.46dash/logs/20240706_00-00-00/ というフォルダができあがる。これはリカバリーする時に使用するので保存しておく。
ファームウェアのリカバリー方法は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動させて以下のコマンドでできる(未確認)。
C:\Windows\System32> atlflashupdate.exe -r
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