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嫌いな教授の声をずんだもんにする(Mac編)

に公開

はじめに

皆さんの大学・高校にも「声すら聞きたくない」先生の一人や二人いるのではないでしょうか。そんな先生のオンライン授業(またはオンデマンド授業)を受け続けるのは苦痛で仕方ないですよね...。

そこでリアルタイムで嫌な教授の声をずんだもんに変えることができれば楽しく授業が受けられると思いませんか?思いますよね!!(圧)

今回は Paravo を用いて、授業音声をリアルタイムでずんだもんの声に変換する方法について、記事にしてみたいと思います。

環境

自身が本記事を書く際に使用した環境は以下の通りです。

項目 内容
PC Macbook Air (M3, 2024)
OS macOS 15.4.1

現在のメインPCがMacなので、Mac環境の方に向けた記事となってしまいましたが、同様の処理はもちろんWindowsでも可能だと思います。ParavoはWindowsにも勿論対応しておりますし、仮想サウンドカードに関してはWindowsの方がより豊富にソフトウェアが存在するかと思います。Windows版も要望がありましたら、書いてみようかと思います。

手順

1. Paravo の導入

Paravoの公式サイトより、Paravoをダウンロードしてください。
https://parakeet-inc.com/paravo

インストール後は、Paravoを起動し、画面に表示される指示に従って、初期設定を完了させてください。

2. BlackHole の導入

BlackHole のインストールおよび初期設定について、詳しく説明してくれているサイトがあったので、以下を参考に進めてください。
https://ovaldesign.jp/2023/09/09/blackhole/

なお、ダウンロードするバージョンに関しては2chで問題ありません。

3. Paravo と BlackHole を合わせて使う

パソコンの設定

右上のメニューバーからコントロールセンターへアクセスし、サウンドをクリックしてください。その後、出力としてBlackHole 2chを洗濯してください。

コントロールセンターの設定
コントロールセンターの設定

Paravo の設定

Paravoを起動すると、以下の画面が表示されます。

Paravoを起動した様子
Paravoを起動した様子

使用する音声を選択し、下のマイクとスピーカーの設定を以下のように設定してください。

項目 内容
マイク BlackHole 2ch
スピーカー1 パソコンの内蔵スピーカー(例:Macbook Air のスピーカー)

最後に、右下のスタートをクリックしてください。

動作確認

YouTubeや授業動画を再生してみると、ずんだもんの声にリアルタイムで変換されていることが分かると思います。

ここで、一つ大問題が起きるのですが、 『特徴的な語尾(〜なのだ)がないと、ずんだもんにはならない』 という事実です...。筆者の場合は授業動画を再生したところで、ただ教授の声が甲高くなっただけでした...。次は語尾も変換するような方法を見つけることができればと思います。

さいごに

本記事では、パソコンの音声をリアルタイムでずんだもんに変換する方法をまとめました。リアルタイム変換の性能も高く、技術の進歩がかなり感じられる出来事となりました。
惜しくも「ずんだもんだ!!!」とはならなかったので、次回以降は語尾変更もチャレンジできればと思います。

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