ブレッドボードで実践!論理ゲート!
ゆるコンピュータ科学ラジオというYoutubeチャンネルに触発されて、ブレットボード上で論理ゲートを実際に作ってみました。
準備
購入したもの
電子部品などほとんど売っていない地方に住んでいるため、全て秋月電子通商で注文しました。
ここにあるもの以外にもいくつか購入しましたが、今回使ったものだけを紹介しております。
名前 | 型番 |
---|---|
NPN型トランジスタ | 2SC1815L-BL-T92-K |
抵抗内蔵LED(赤色) | OSR6LU5B64A-12V |
カーボン抵抗 100KΩ | CSF50J100KB |
カーボン抵抗 1KΩ | CSF50J1KB |
ジャンパーワイヤ | 165-012-000(EIC-J-L) |
ブレッドボード | BB-102 |
ブレッドボード用DCジャックDIP化キット(完成品) | AC-DC-POWER-JACK-DIP |
ACアダプター | GF12-US0520 |
スイッチを買い忘れました。
トランジスタ
トランジスタは、ベース、コレクタ、エミッタの3つの足があります。
ベースにわずかな電流を流すと、コレクタに流れた電流が増幅されエミッタから流れ出ます。この性質を利用することで電流のON/OFFを制御できるようになるようです。
まずはトランジスタのスイッチング作用を確認します。
左がベースに電流を流している← →右がベースに電流を流してない
スイッチを買い忘れたので、抵抗(100KΩ)の付け外しで代用しています。
シミュレータ
Web上で電子回路を組めるシミュレータを使って試してから、実物の方で実験しました。
このシミュレータだけでも十分楽しいです。
論理ゲート
NOT
まずはNOTゲートから。
ベースに電流を流すとLEDが消灯し、流れないようにするとLEDが点灯する。
AND
ANDゲートは、トランジスタを直列に繋げば簡単に作ることが出来ました。
ベースに電流が流れなければ、コレクタ-エミッタ間には電流が流れないので、どちらもONになっていないとLEDは光りません。
OR
ORゲートは、トランジスタを並列に繋げば作ることができます。
並列に繋げればどちらか一方さえ流れてくれれば良いので、どちらもOFFの時以外はLEDが光っています。
感想
電子工作っぽいことをしたのは初めてでしたが、パズルみたいで楽しかったです。抵抗の値をどれくらいにすれば良いかに悩みましたが、割と感覚で決めても何とかなってしまいました。(本当はちゃんと計算した方が良い)
たまには、ソフトウェアでなくハードウェアをいじってみるのも気分転換になって良かったです。みなさんも是非試してみてください。
Discussion