【記事紹介】Hello Many Worlds
世界初「ポータブル量子コンピュータ」が発売という記事を見て、以前量子プログラミングの様々なチュートリアルがまとめてあった記事を読んだのを思い出しのたので掘り起こしました。
今回紹介したい記事はこちら↓Hacker Newsに投稿されているのを読んで知りました。
私は量子コンピュータを使ったプログラミングのチュートリアルが紹介されているIonQの記事です。一般的なプログラミング言語の入門は「Hello World」ですが、それに準えて「Hello Many Worlds」と題されています。
IonQ
アメリカのメリーランド州カレッジパークを拠点に、量子コンピュータを開発する新興企業。
大手企業(Amazon、Softbank)からも投資を受けており、注目されているようです。
IonQの量子コンピュータはトラップイオン量子コンピュータという種類のもので、APIを通じて利用することができます。
ちなみに、私が知っていた量子コンピュータ企業に関する情報は古く、D-Wave社が量子アニーリングというものを使っていたな〜と記憶していたのですが、既に量子ゲート方式に移行している様です。
量子コンピュータにも色々な種類があるようで、どこでどのように分類しているのかが分かりませんが、ここら辺も掘ってみると面白そうです。
Hello Many Worlds
この記事で紹介されている「Hello Many Worlds」は、2つの量子ビットに間に完全なエンタングル状態を作り出し、その状態を測定するといったものです。この状態は、物理学者ジョン・スチュワート・ベルに因んでベル状態と呼ばれるようです。
完全なエンタングル状態(fully-entangled state)
量子もつれのこと。私の認識は、2つの粒子が量子もつれの関係にある場合、一方の状態を観測するともう一方の状態が確定するらしいという程度。古典力学では説明することができない相関関係。
量子プログラミング
記事で紹介されていた量子プログラミング
- Qiskit
- Q#
- Braket
- Cirq
- Pennylane
- ProjectQ
- Pytket
- XACC
この中でも特にQiskitのチュートリアルページは非常に親切で読みやすいので、量子プログラミングに興味がある方にはおすすめです。
感想
記事を読んでも分からない単語が多いですが、これからの技術なので今のうちにある程度は勉強して基本的な量子アルゴリズムは実装できるようになりたいです。
私もどれか一つ選んで量子プログラミングのチュートリアル記事を書きないなと思っているのですが、解説できるほど理解できていないので、もう少し読み込んで "完全に理解" したら量子プログラミングに関する記事を自分でも書いてみようかと思います。
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