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MacとUnityでVRアプリ開発するための第一歩
環境
- Apple M1
- macOS Sonoma 14.2.1
- Unity 2022.3.27f1
- Meta Quest 3
前提条件
- Unityで一般的な開発はできる
- Meta Quest 3の基本的な準備はできている
手順
基本的に下記サイトの手順を参考にしています。
1. Meta Quest 3の開発者モードを有効にする
開発者モードを有効にできる条件
- 組織に所属している
- クレカ登録もしくは二要素認証でアカウントが検証されている
組織に所属する
組織に所属する方法は2パターンある。
1. 新しく組織を作成する
組織を作成するにはアカウントの検証も必要なので、条件を2つ同時に満たすことができる。
2. 既存の組織に参加する
組織の管理者に招待されることで、組織に所属することができる。
なお、アカウント検証は別なのでクレカ登録もしくは二要素認証で検証する必要がある。
また、権限の設定によって開発者モードを有効にできない場合があるため、その際は組織の管理者に確認してください。
開発者モードの有効化
Meta Quest Mobile Appを開いて、接続しているデバイスを選択
デバイスの詳細設定で、開発者モードを有効にします。
2. UnityでAndroidビルドを有効にする
- Meta Quest 3はAndroidベースらしいので、Androidビルドを有効にする必要がある。
- Unity Hubのサイドバーの
Installs
を選択- 使用するUnityバージョンの
設定(歯車アイコン)
を選択-
Add Module
>Android Build Support
を選択してインストール
-
- 使用するUnityバージョンの
3. UnityProjectを作成する
UnityがVRアプリのテンプレートを用意しているので、今回はそれを使用します。
4. Project Settingsを変更する
- XR Plug-in Management > Oculus
- Android > Target Devices > Quest 3にチェック
- Android > Target Devices > Quest 3にチェック
5. PCとMeta Quest 3を接続する
- USB-CケーブルでPCとMeta Quest 3を接続
- Meta Quest内で「USBデバッグを許可しますか」と聞かれるので許可する
6. Unityでビルド設定を変更する
- Platform を Android に変更
- Run Device を 接続しているデバイスに変更
7. ビルドして実行
Build And Run
でビルドが成功するとMeta Quest 3にアプリがインストールされ、VRデバイス上でアプリが起動します。
これで、UnityでVRアプリを開発するための第一歩が完了です。
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