ChatGPTの使い方2024最新版
はじめに
ChatGPTは、プログラミング学習やエンジニアリングに興味がある初心者にとって、強力なサポートツールです。
プログラミング学習に限らず様々な用途で活用できますが、
本記事では、ChatGPTの基本的な使い方から、サインアップ(ユーザ登録)方法、サインアップで利用できる便利な機能までを分かりやすく解説します。
ChatGPTを使ってみましょう
ChatGPTは、サインアップ(ユーザ登録)せずに手軽に利用することができます。[1]
ChatGPTがどういうものなのかを動かしながら確認してみましょう。
- ChatGPTのページを開く
- サンプルメッセージの送信
- 追加で質問してみる
- 新しくチャットを始める
1. ChatGPTのページを開く
シンプルなページが表示されます。
ページ下部にメッセージの入力欄があり、その上に4つのカードが提示されています。
基本的にはこのメッセージ入力欄に知りたいことや、やってほしいことを入力しますが、
4つのカードはサンプルのメッセージ例です。
最初は何を聞いてよいかわからないと思うので、サンプルを実行してみて雰囲気を掴んでみましょう。
2. サンプルメッセージの送信
カードをクリックするだけでメッセージを送ることができます。
4つの中でどれでもよいのでクリックしてみましょう。
カードの内容はページを開くたびに変わるので内容が異なる場合があります。
3. 追加で質問してみる
私の場合、5つのアイデアを提案されました。
この1つについて具体的なやり方や手順などを聞いてみましょう。
ページ下部のメッセージ欄に文字を入力し、メッセージ欄の右にある矢印のアイコンをクリックして送信します。
メッセージを送信するとこのような形で、自分の送信したメッセージとChatGPTからの回答をチャット形式で出力してくれます。画像の都合上切り取っていますが、最初のメッセージも上にスクロールすることで、さかのぼって確認することもできます。
4. 新しくチャットを始める
ChatGPTは1つのチャットのやり取りを覚えているので、直前のチャットでのやり取りを踏まえてユーザからのメッセージに回答します。
そのため、チャットの内容とは関連しない他の事を聞きたい場合、同じチャットにメッセージを送るのではなく、新しくチャットし直す方が良いです。
新しくチャットを開始するには、ページ左上のアイコンをクリックします。
サインアップしていないChatGPTを利用時の注意点
サインアップしていない場合、いくつか制限や制御できない設定があります。
- チャットの履歴は残りません
新しくチャットを開始するとそれまでやり取りしていたチャットは消えてしまいます。 - 機密性の高い情報はやり取りしない
チャット上の内容はモデル[2]の学習に使用される場合があります。
サインアップするとチャットを保存してくれます。
それ以外にも便利な機能が使えるので次にサインアップの方法と、サインアップで利用できる機能について解説していきます。
サインアップ(ユーザ登録)の方法
サインアップは簡単に行えます。以下のステップに従ってください。
サインアップ
チャットのページ右上にある「サインアップ」ボタンをクリック
アカウントの作成方法を選べます。
作成方法は大きく2パターンです。
- メールアドレスでログイン
- 他サービス(Google、Microsoft、Apple)のアカウント情報でログイン
1の場合、メールアドレスを入力し、「続ける」ボタンクリック
2の場合、お持ちのアカウント(Google、Microsoft、Apple)のボタンをクリックし、ChatGPTと紐づけるアカウントを選択します。
ここではGoogleを例に進めます。
「Google で続行」をクリック:複数のアカウントがある場合、いずれかを選択
アカウントの確認:選択したアカウントに間違いが無いか確認し「次へ」
「OpenAI」にログインとなっていますが、ChatGPTのサービスを提供している会社がOpenAI社なので問題ありません。
情報入力:氏名と生年月日を入力し、「同意する」
生年月日は、年、月、日の順ではなく、日、月、年の順で入力してください。
例)2024/08/03 なら、03082024
これにて、サインアップが完了しました。
紹介のポップアップが表示される場合は黒いボタンをクリックしていけば使えるようになります。
「それでは始めましょう」
「今すぐお試しください」
「続ける」
新機能がある場合、青い吹き出しが出て教えてくれます。
ログイン
ログイン後、一定時間アクセスしないと再度ログインを求められます。
ページ右上の「ログイン」をクリックか、以下のようにポップアップが出る場合もあるので、
ポップアップの「ログイン」をクリックしてログインします。
ログイン方法を選択します。サインアップ時と同じ方法で進めましょう。
サインアップすると使える便利な機能と設定について
サインアップをすると、ChatGPTのさらに便利な機能にアクセスすることができます。
- チャット履歴の保存:過去のやり取りを保存し、後で再参照することができます。
- カスタム設定:チャットのトーンやスタイルを自分好みにカスタマイズできます。
- GPTsの利用:他のユーザが、特定の目的に特化したGPTを利用できます。
- 各種設定:ダークテーマの設定や言語設定ができます。
- メモリ機能:ChatGPT側に覚えてほしいことを記録できます。カスタム設定に近いユーザの名前やができます。
- 画像解析:チャットに画像を添付して画像の内容をふまえたやり取りができます。
- チャット内容の共有:共有リンクを作成することでチャット内容を外部に共有ができます。
画面の操作方法交えながら解説していきます。
中央部分はサインアップ前でも解説したチャット欄です。
左側のグレーの部分がサイドバーです。
新しいチャットを始めたり、チャットの履歴が表示されます。
サイドバーの開閉
左上のアイコンはサイドバーの開閉です。
開閉はお好みですが、基本的にサイドバーが出た状態でもチャット欄は十分な広さがあるので、開いたままの方が使いやすいです。
新しいチャットの開始
その下の「ChatGPT」でも新しいチャットを開始できます。
GPTを探す
「GPTを探す」をクリックするとカスタマイズされたGPT(GPTs)を探すことができるページが表示されます。
カードをクリックすることで、ユーザが作成したGPTsの詳細を確認できます。
「チャットを開始する」をクリックすることでGPTsを用いたチャットを開始できます。
目的に特化してカスタマイズされているため、細かい説明をしなくても目的の結果を返してくれたり、応答結果を使いやすい形にあらかじめ加工してくれたりしています。
チャット履歴
-
サイドバーの上部:使用したGPTsが表示されます。
GPTsをクリックするとGPTsを用いたチャットを新しく始めることができます。
マウスカーソルをあてると右にメニューアイコンが表示されます。
「・・・」をクリックするとメニューが表示され、GPTsを非表示にできます。
一度非表示にすると、履歴から同じGPTsのチャットをやり取りするか、GPTを探すページからチャットを開きなおさないと表示できません。 -
サイドバー下部:通常のChatGPTでチャットした履歴が表示されます。
チャット履歴はクリックすることでチャット欄に以前やり取りしたチャットの内容が表示されます。履歴の内容から続けてチャットすることも可能なので、いつでも以前やり取りした続きからチャットを始める事が可能です。
GPTsを用いたチャットの履歴もここに含まれます。
チャット履歴にカーソルをあてると、右にメニューアイコンが表示されます。
「・・・」をクリックするとメニューが表示されます。 -
共有する
チャットのやり取りを共有するリンクを作成できます。
「リンクを作成する」をクリックして共有リンクが作成されます。
共有されたリンク
https://chatgpt.com/share/89831c7c-8546-47d0-9f10-ca38185506b0共有する途中の説明にもありましたが、共有リンクを作成後に追加でチャットした内容は共有リンクで表示したページには反映されません。
更新結果を反映させたい場合は、もう一度「共有する」をクリックし、表示されたポップアップから「リンクの更新する」をクリックで更新内容が反映されます。リンクの共有を止めたい場合、「設定」から「データコントロール > リンクを共有する > 管理する」と辿っていくと、共有しているリンクが一覧で確認でき、そこで削除を選ぶと共有を止められます。
リンクの共有はサイドバーだけでなく、チャットを開いた後、ページ右上のアイコンからも操作可能です。
-
名前を変更する
履歴に表示見出しを変更できます。チャットでやり取りしている内容を分かりやすく名前を付けて置くと、後で履歴を探す際に便利です。 -
アーカイブする
ChatGPTとのやり取りが増えると履歴がたまってきます。
アーカイブすることで不要になった履歴をサイドバーから消すことができます。
削除と違い、アーカイブは消した後復活させることができます。
アーカイブされた履歴は「設定」から「一般 > アーカイブ済みのチャット > 管理する」と辿っていくと確認できます。 -
削除する
文字通りチャットの履歴を削除します。
モデルの切り替え(※有料プラン機能)
チャット欄の左上の「ChatGPT」をクリックすると使用するモデルを切り替えることができます。
無料プランの場合、上記のような表示となり、モデルの切り替えは出来ません。
利用回数やメッセージの量などで自動的にモデルが選択されます。
2024/08/03 時点では、有料プランで使える最上位モデルのChatGPT 4oも使えます。[3]
ちなみに、有料プランの場合は以下のように選ぶことができます。
一時チャット
一時チャットを利用すると履歴を残さずにチャットが可能です。
履歴に残らない代わりに、一時チャットのやり取りはモデルへの学習に使われません。
また、後述しますがメモリ機能は使できず、メモリへの保存もされません。
つまり、一時チャットであれば、機密性の高い情報も比較的安心して扱うことができます。
初回のみ説明のポップアップが表示されます。
一時チャットモードになると、ページの表示が色々と変化します。
- サイドバーがグレーアウトし、一部を除き選択不可に
- メッセージ入力欄が反転
- チャット欄の上部に「一時チャット」と表示
-
一時チャットから通常チャットへ切り替え
一時チャットから通常チャットへ戻るにはいくつか方法があります。
- モデルの切り替えメニューで「一時チャット」を再度クリック
- 赤枠のアイコンクリックで新しいチャットを開始
モデルの切り替えメニューで「ChatGPT」を選択した場合、一時チャットが初期化されて新たに一時チャットを開始します。
いずれにせよ、一時チャットでやり取りした内容は切り替えた時点で消えてしまうため、
内容を取っておきたい場合はチャット内容をコピーしてファイルなどに保存しましょう。
チャット内容の操作
ChatGPTからメッセージを受け取るとメッセージ毎に文末にアイコンが表示されます。
左から順に下記のようになっています。
-
音声読み上げ
音声で応答メッセージを読み上げてくれます。
読み上げる音声は「設定」の「スピーチ」にて変更可能です。
4種類から選べます。 -
応答メッセージのコピー
応答メッセージをクリップボードにコピーできます。 -
応答メッセージの再生成
応答メッセージの内容が不十分な場合、もう一度チャットで指示することなくこのアイコンをクリックすることで前回のメッセージを元に応答メッセージを書き直してくれます。 -
応答メッセージの評価
積極的に使う機会はないですが、応答メッセージの内容が不適切だった場合など、そのことをサービス提供元へ伝える機能です。
いいねはなく、悪かった場合しか評価できません。
応答内容がこちらの質問と明らかに違う内容が出た場合など、評価を送ることで次のモデルの改善に繋がるかもしれません。
ちなみに、一度クリックしてしまうと、再評価や評価を取り消すことはできません。。 -
生成モデルの確認
カーソルをあてることで生成に使用したモデルを確認できます。
更にクリックすることでモデルの変更操作が可能です。(有料プランのみ)
画像認識(ファイル添付)
メッセージ送信時にファイルを添付することができます。
画像の添付用のアイコンをクリックするか、直接ファイルをページ内にドラッグ&ドロップしても添付可能です。
画像を添付するとメッセージ欄にサムネイルが表示されます。
テキストは画像の下に入力可能です。
ファイルの添付を止めたい場合、サムネイルにカーソルをあてると右上に×ボタンが表示されるので、クリックすることで削除できます。
無料プランの場合、画像については利用状況によっては添付できません。
GPT4oを利用できる間は画像添付が可能ですが、利用制限がかかっている場合はファイルの添付操作やドラッグ&ドロップが受け付けなくなります。
ChatGPTからの応答を調整する(カスタム指示の設定)
ページ右上のアイコンから「ChatGPT をカスタマイズする」をクリック
カスタム指示には、以下の2つの項目があります。
私について知っておいてほしいこと
この項目では、個人的な情報、興味、目標などを設定することで、ChatGPTがよりパーソナライズされた応答を提供できるようにします。
たとえば、プログラミングを学んでいる、特定の業界に興味がある、特定のスキルを向上させたいなどの情報をここに記載します。
- 職業背景
例: 「私はデジタルマーケティングの専門家で、特にSEOとコンテンツマーケティングに注力しています。最新のトレンドやツールに関する情報を探しています。」 - 趣味や興味
例: 「最近、料理に興味を持ち始めました。特にヘルシーで簡単に作れるレシピの提案をしてほしいです。」 - 学習目標
例: 「英語の会話能力を向上させたいと思っています。日常会話で使えるフレーズや発音練習の方法についてアドバイスをお願いします。」 - ライフスタイルや価値観
例: 「持続可能なライフスタイルを心がけており、エコフレンドリーな生活のヒントや製品についての情報を探しています。」
どのように応答してほしいか
この項目では、ChatGPTがどのようなスタイルやトーンで応答するか、どのように情報を提供するかについての指示を設定します。
たとえば、カジュアルな言葉遣いで、またはより専門的で詳細な説明を求める、アドバイスを具体的にしてほしいなどの要望をここに記載します。
- トーンとスタイル
例: 「専門的かつフォーマルなトーンで、詳細で正確な情報を提供してください。技術的な用語も使って構いませんが、説明は丁寧にお願いします。」 - 情報の提供方法
例: 「要点を簡潔にまとめたリスト形式で情報を提供してください。特に、実用的なアクションステップや具体例があると助かります。」 - フィードバックのスタイル
例: 「ポジティブなフィードバックを重視し、改善点があれば建設的に指摘してください。励ましや感謝の言葉も含めていただけると嬉しいです。」 - 応答の速度と頻度
例: 「回答の正確性を重視しており、時間がかかっても構いませんので、十分に考慮された情報を提供してください。」
設定
ページ右上の「設定」よりChatGPTを扱うための様々な設定が可能です。
一般
-
テーマ
ページの基本カラーを設定できます。
白ベースの「ライト」、黒ベースの「ダーク」、システムの設定によってライトダークを自動で切り替える「システム」 -
データ アナリストの使用中は常にコードを表示する
ChatGPTを用いて何かしらのデータに対して分析を行う際に、結果を出力するために裏ではPythonを用いたプログラムによって分析する事があります。
その場合に分析に用いたコードを結果と合わせて出力するかどうかを切り替えます。
設定したからと言って必ず表示されるわけではない点が注意です。
コードを見たい場合は「分析に使用したコードも表示して」と追加でメッセージを送るとよいでしょう。 -
言語
基本となる言語を選べます。メニューや設定項目などは選択した言語で表示されます。 -
アーカイブ済みのチャット
「管理する」ボタンでアーカイブしたチャット履歴を一覧で確認できます。
名前をクリックするとチャットの履歴が表示されます。
右端のアイコンは「アーカイブの解除」と「アーカイブしたチャットの削除」です。
解除されたアーカイブはサイドバーの履歴欄に復活します。 -
すべてのチャットをアーカイブする
サイドバーに表示されているチャット履歴をすべてアーカイブ状態にします。 -
すべてのチャットを削除する
サイドバーに表示されているチャット履歴とアーカイブされたチャットをすべて削除します。
パーソナライズ
-
カスタム指示
カスタム指示の設定ができます。
解説は上でしていますので、割愛します。 -
メモリ
メモリ機能の使用有無を切り替えます。
機能的にはカスタム指示と似たような性質を持ちますが、メモリ機能はチャットでのやり取りの中でChatGPTが自動的に記憶し、次の会話に生かしていく点が大きく異なります。
チャットでのユーザからのメッセージに「覚えていて」や「忘れて」などの表現に反応して記録を追加したり消したりします。
「管理する」ではChatGPTが記録しているメモリを一覧で確認できます。
一覧からメモリの追加は出来ませんが、削除は可能です。
「ChatGPTのメモリをクリアする」ボタンで記録されているメモリをすべて削除可能です。
詳細は以下
-
ChatGPTのメモリをクリアする
メモリの一覧にあったボタン同様、記録されているメモリをすべて削除します。
スピーチ
-
音声
チャットの音声読み上げ時に読み上げる音声を選択できます。
現在4種類選択でき、男性女性それぞれ2パターンづつあります。
データコントロール
-
すべての人のためにモデルを改善する
オンの場合、チャットでのやりとりをモデルの学習に使用されます。
使用されたくない場合はオフにしましょう。
デフォルトではオンの状態です。 -
リンクを共有する
チャット履歴で解説したチャット内容を外部に共有できる機能を用いて共有したチャットを一覧で確認できます。
共有を停止する場合はこちらでリンクを削除します。 -
データをエクスポートする
アカウントの詳細とチャットをファイルとしてエクスポートします。
「エクスポートを確認」ボタンでエクスポートをリクエストします。
エクスポート用のファイルが作成されると、ダウンロード用のリンクがメールで届きます。
アカウント登録時に指定したメールアドレスか、紐づけたGoogleアカウント等に紐づいているメールアドレス宛に送られます。
ダウンロード用リンクはメールの受信から 24 時間有効です。
エクスポート確認
エクスポート完了時のメッセージ
メール内容 -
アカウントを削除する
アカウントを削除します。
実際に削除を試していないため記載されている文面情報のみとなりますが、削除すると同じアドレスで新たにアカウントを作成することは出来ないようです。
ビルダープロファイル
GPTs作成者がGPTsに表示される情報を設定する機能です。
有料プランかつGPTs提供している場合のみ意味があります。
無料プランでは設定不要なのでここでは割愛します。
接続するアプリ
ChatGPTが指定したアプリと接続可能
Google DriveとMicrosoft OneDriveが接続可能です。
セキュリティ
-
多要素認証
多要素認証の機能を有効化できます。スマホ等で行う認証コードを生成するアプリなどを使用します。 -
すべてのデバイスでログアウトする
ChatGPTは複数のブラウザやデバイスなどで同じアカウントで接続できますが、
それらのログイン状態をすべてログアウトします
プランのアップグレード
サイドバーの下に見えています。
クリックで有料プランへのアップグレードが可能です。
連続でたくさんやり取りしなければ無料でも十分活用可能です。
ヘルプ、リリースノート、規約など
ページ右下に目立たない感じにあります。
クリックするといくつかメニューが表示されます。
ヘルプ・FAQ
以下のヘルプサイトが開きます。
結構丁寧に書いてあるのですが、英語なので私は翻訳必須リリース ノート
新しくリリースされた情報などが確認できます。
規約・規定
利用規約とプライバシーポリシーです。
キーボード ショートカット
ChatGPTのページ上で使えるショートカットキーが表示されます。
覚えておくと便利そう、だけど、覚えられない。
あると便利な拡張機能
Chrome限定ですが、ChatGPT利用時に入れておくと便利な拡張機能についても紹介します。
ChatGPT Ctrl+Enter Sender
その名の通り、通常Enterでメッセージを送るところをCtrl+Enterで送るようにするだけの拡張機能。
日本語は変換等でエンターキー押すことが多く、誤送信が発生しがちです。
Ctrl+Enterで送信となるため、安心してエンターで変換を確定できます。
Voice in
Alt+L(MacはOption+L)で音声入力が可能になります。
ChatGPTに限った拡張機能では無いので、ブラウザのどのタブでも活用可能です。
ちなみに、拡張機能なしでもOS標準のマイク機能を使っても同じことができます。
Windowsであれば、Win+H
Macであれば、Fn+F5
ChatHub
ChatGPTを使用するという点からは少しずれてきますが、
ChatHubというサービスをすぐに利用できるための拡張機能です。
ChatHubは、ChatGPTだけでなくのClaudeやGeminiなど他のLLMも含めて複数のLLMに対して同時にメッセージを送ることができるサービスです。
LLM毎の応答結果の違いを確認できるため重宝しています。
利活用例
ChatGPTを利用して、プログラミング学習やエンジニアリングスキルを向上させるための具体的な利用例を紹介します。
- コードレビュー:自分が書いたコードのレビューを依頼し、改善点を教えてもらう。
- バグの解決:プログラムのバグに関する質問をして、修正方法を学ぶ。
- プロジェクトアイデアの相談:プロジェクトのアイデアや進行方法についてアドバイスを求める。
- 学習リソースの紹介:おすすめの学習リソースや教材を尋ねて、自分に合った学習方法を見つける。
- 技術的な最新情報の取得:最新の技術動向やトレンドについて質問し、情報を収集する。
了解しました!以下の形式で再度整理します。
1. コードレビューの依頼
自分が書いたコードの品質向上を図るために、具体的なフィードバックを受け取ります。
例
以下のHTMLとCSSのコードをレビューして、デザインやコーディングの改善点を教えてください。
コード:
実際のコードを貼り付け
2. バグの解決
コードに含まれるバグやエラーの原因を特定し、修正方法を学ぶことができます。
例
このPHPスクリプトを実行するとエラーが発生します。
エラーメッセージとコードを見て、問題の原因と修正方法を教えてください。
エラーメッセージ:
コード:
3. プロジェクトアイデアの相談
プロジェクトのアイデアや実行方法についての意見やアドバイスを得て、計画を進めます。
例
新しいウェブアプリのプロジェクトを考えています。どのような機能や技術を取り入れるべきかアドバイスをもらえますか?
4. 学習リソースの紹介
効率的に学習するためのリソースや教材を見つけ、学習方法を見直します。
例
PHPを学ぶためにおすすめのオンラインコースや書籍を教えてください。
5. 技術的な最新情報の取得
現在の技術動向やトレンドを把握し、最新の技術に対応できるようにします。
例
最近のウェブデザインのトレンドや最新のフレームワークについて教えてください。
6. コーディングのベストプラクティス
コーディングの質を高めるためのベストプラクティスや注意点を学びます。
例
HTML/CSSのベストプラクティスを教えてください。
特にクロスブラウザ互換性やSEOを考慮したコーディング方法に焦点を当ててください。
7. ツールやライブラリの選定
開発効率を上げるために、適切なツールやライブラリを選定する手助けを受けます。
例
PHPでのフォームバリデーションに役立つライブラリやツールをいくつか紹介してもらえますか?
8. コードの最適化
コードの効率を改善し、パフォーマンスを向上させるための方法を学びます。
例
このPHPコードを最適化して、パフォーマンスを向上させるためのアドバイスをください。
コード:
実際のコードを貼り付け
9. ユーザー体験の向上
ウェブサイトやアプリケーションのユーザー体験を改善するためのデザインアプローチを学びます。
例
HTMLとCSSを使って、ユーザー体験を向上させるためのデザイン要素やアプローチについて教えてください。
10. サンプルプロジェクトの提案
自分のスキルレベルに合った実践的なプロジェクトアイデアを見つけるためのアドバイスを受けます。
例
初心者向けのPHPプロジェクトアイデアをいくつか提案してもらえますか?
さいごに
ChatGPTは、プログラミング学習の強力なパートナーとなるツールです。
初心者から上級者まで、幅広いレベルで活用できるので、ぜひ試してみてください。
サインアップすることで、さらに多くの機能を利用できるので、自分の学習スタイルに合わせて活用していきましょう。
-
以前はユーザ登録しないと利用できませんでした。 ↩︎
-
モデルとは、ChatGPTで応答している機械学習モデルの事です。様々なデータからユーザとの対話の仕方について学習し、応答できるようになっています。モデルは複数あり、モデルによって学習に用いられたデータ量が違ったり、どこまで最近のデータを持っているかが違ったり、学習の仕方が違ったりすることで、応答の性能が異なります。 ↩︎
-
有料プランと比べて利用回数制限が厳しめで大体10回程度やりとりするとGPT4oは使えなくなりますが、代わりにGPT4o miniを用いて結果を書き出してくれます。
GPT4o miniは、GPT4oの縮小版で、学習に使用されたデータ量が少ないため応答のレスポンスが早い反面、詳細な内容や複雑な問題の対応にはGPT4oより劣ります。
GPT4oの利用は時間で復活します。利用制限に達してから4時間後に再びGPT4oを利用できるようになります。 ↩︎
Discussion