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保育園のITをHackする
モチベーション
最近は保育園のIT化が進んできています。便利になった反面、逆にやる事が増えている場合もあります。子供が保育園を卒業するにあたり、今まで個人で行ってきた保育園関連のHackをまとめます。
対象とする作業など
- 登園、降園時のQRコードで記録する (QRコード表示アプリを作成してスマホやAppleWatchで表示)
- 園からのお知らせをWebで確認する必要がある (Slackに投稿するようにする)
- 毎日の検温結果をWebで入力する必要がある (iPhoneのショートカットで声を使って楽に入力する)
細かい事柄は別の記事のリンクになっているものがあります。
自分でサーバを用意したりなど、多少のIT知識が必要になる事柄もあります。
登園、降園時のQRコードで記録する
- 登園、降園時に親がQRコードをかざして時間を記録するシステム
- QRコードが紙で配られるけど、夫婦で迎えに行く時に1枚では足りない
- Webで表示する事もできるけど、いちいちログインとかが必要で面倒
解決策
iPhoneもしくは、Apple WatchでQRコードを表示できるようにする。
特に、Apple Watchで表示させるのはかなり便利。
これは簡単でアプリGatherQRを使います。
(ググり力がないのか、該当するアプリが探せなかったので自作しました)
園からのお知らせをWebで確認する必要がある
- 保育園からのお知らせが毎日Web上で更新される
- Web上で閲覧すると、閲覧記録がつく(みてないと、園でわかる)
- 毎日Webに見にくのが面倒
解決策
毎日決まった時間に、Webをスクレイピングして、新しいお知らせをSlackに投稿する。
システム構成はこんな感じ
- RaspberryPiをサーバとして利用
- cronを使って、決まった時間にスクリプトを実行する
- WebのスクレイピングはRubyを使って実装
- 新しい記事があったらSlackに投稿
毎日の検温結果をWebで入力する必要がある
- 今までは紙に記載して出していた
- Webでの入力はログイン、入力ページまでの移動など以前より時間がかる
- 朝の忙しい時間にWebでログインとかやってられない
解決策
iPhoneのショートカットから音声入力で入力できるようにする。
システム構成はこんな感じ
- iOSのショートカットから音声入力をWebhookでSlackに投稿
- Hey Siriをトリガーにする事も可能になる
- RaspberryPi上のSlackボットが上記の投稿をトリガーにしてスクリプトを起動
- スクリプトがWebブラウザを操作して体温入力
振り返り
毎日の繰り返しはなるべく自動化して楽にできると良いです。
子供が卒園したら自動化しているcronなどは停止します。
これもまた寂しさがあります。
新しく入園するお子さんをお持ちの方や、子供が保育園などに通っている方の一助になれば幸いです。
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