runnはHTTPS経由でランブックを直接実行できます。
URLでランブックを指定する
ランブックの指定にURL( https://
スキーム)を使用できます。
例えば、runnのリポジトリにある testdata/book/httpbin.yml
を実行してみます。
$ runn run https://raw.githubusercontent.com/k1LoW/runn/main/testdata/book/httpbin.yml
Run 'Specify request contents by converting variables with built-in functions' on 'testing json request body'.steps[0]
-----START HTTP REQUEST-----
GET /get?var=C%2B%2B HTTP/1.1
Host: httpbin.org
-----END HTTP REQUEST-----
-----START HTTP RESPONSE-----
[...]
Run 'test' on 'testing json request body'.steps[8]
testing json request body ... ok
1 scenario, 0 skipped, 0 failures
$
ローカルにあるランブックと特に変わらずに実行できることがわかります。
[コラム] スキームを指定したランブックの実行の仕組み
https://
や github://
などのスキームを指定してランブックを実行する場合、runnはいったんランブックを一時ディレクトリにダウンロードしてから実行します。
実行時にランブック内で参照しているファイル(変数にしているJSONファイルや、アップロードするための画像ファイル、Includeランナーで読み込んでいるランブックなど)も必要に応じてダウンロードします。
一時ディレクトリの作成先の指定は --cache-dir
オプションでできます(デフォルトはrunnが自動で作成します)。
また、--retain-cache-dir
オプションでランブック実行後に一時ディレクトリを削除せずにそのまま残すことができます。