Chapter 14無料公開

複数のランブックから指定の回数ランダムに選択して実行する

Ken’ichiro Oyama
Ken’ichiro Oyama
2023.01.07に更新
このチャプターの目次
  1. --random
  2. runn.RunRandom

runnは、対象となる複数のランブックから指定の回数だけランダムに選択して実行できます。

ランダム実行は、サンプリング（ --sample ）とは異なり、同じランブックを複数回実行する可能性があります。

--random

runnコマンドで複数のランブックからランダムに選択して実行する場合は --random オプションを使用します。

ランブックをランダムに選択する数を0より大きい値で指定します。

$ runn run path/to/**/*.yml --random 10

runn.RunRandom

runnをパッケージとしてGoのコードの組み込む場合、 runn.Load の第2引数に渡すオプションとして runn.RunRandom を指定します。

ctx := context.Background()
opts := []runn.Option{
	runn.T(t),
	runn.RunRandom(10),
}
o, err := runn.Load("path/to/**/*.yml", opts...)
if err != nil {
	t.Fatal(err)
}
if err := o.RunN(ctx); err != nil {
	t.Fatal(err)
}