Chapter 11無料公開

複数のランブックを指定して実行する

Ken’ichiro Oyama
Ken’ichiro Oyama
2023.01.06に更新

runnのいくつかのサブコマンドは複数のランブックを指定して実行できます。

複数のランブックを指定できるサブコマンドは runn run runn list runn loadt の3つです。

複数のランブックを個別に指定して実行する

サブコマンドの引数にそのまま複数のランブックを指定できます。

$ runn run path/to/a.yml path/to/dir/b.yml

ワイルドカード使って複数のランブックを実行する

ランブックの指定にワイルドカード( * )が使用できます。

$ runn run path/to/*.yml

また、 ** を使用してディレクトリを再帰的に探索して指定できます。

$ runn run path/to/**/*.yml

複数のディレクトリを指定して複数のランブックを実行する

ワイルドカードは複数の引数での指定にもそのまま使えます。

$ runn run path/to/**/*.yml /root/path/to/dir/**/*.yml