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覚えると便利なPHP文字操作

2023/06/14に公開

PHPの文字列操作について解説していきます。

文字列の切り出し

文字列の分割はsubstr関数を使用します。

substr('文字列',切り出し開始位置,切り出す文字数);

使用例

echo substr('abcdefg',3);
//結果「defg」

echo substr('abcdefg',3,2);
//結果「ed」

ちなみに日本語の場合、1文字が1バイトを超えるのでmb_substrを使用します

mb_substr('文字列',切り出し開始位置,切り出す文字数);

文字列の置き換え

指定した文字列に置き換える場合は、str_replace関数を使用します。

str_replace(探したい値,置換する値,置き換え対象の文字列)

使用例

$search = 'ゴロゴロ';
$replace = '労働';
$target = 'ずっとゴロゴロしていたい';
echo str_replace($search, $replace, $target);
//ずっと労働していたい

文字列の分割

文字列の分割はexpload関数を使用します。

expload(区切るための文字,大量の文字列)

使用例

$target = "昨日は晴れた。今日は曇りだった。明日は雨が降る";
$result = explode("。",$target);

結果

array(3) {
  [0]=>
  string(18) "昨日は晴れた"
  [1]=>
  string(24) "今日は曇りだった"
  [2]=>
  string(21) "明日は雨が降る"
}

文字列の検索

文字列の検索はstrpos関数を使用します。

strpos(対象の文字列,検索文字列);

使用例

echo strpos('Hello World','W');
//結果「6」

日本語を使用する際はmb_strposを使用してください。

mb_strpos(対象の文字列,検索文字列);

文字列を含むか判定する

文字列を含むか判定するにはstrpos関数とif文を使用します。

$target = '文字列を含むか判定する';
$result = strpos($target, 'か');
if ($result !== false){
    echo "検索索文字が含まれます。";
}

まとめ

いかがでしたでしょうか? 紹介した関数を使用すれば、文字処理を効率的に進めることができます。ただし、substr関数など、日本語を扱う際には別の関数を使う必要があることにも注意しましょう。

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