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PHP Cookieの使い方
今回はPHPでのCookieの使い方を紹介します。Cookieとはブラウザ側に一時的に
データを保存する機能のことです。例えばショッピングサイトのカートの内容の保存
などに使われています。
Cookieの追加
setCookie('Cookie名',値,有効期間);
Cookieにデータを追加します。
第一引数には保存するCookieの名前、第二引数には保存する値、第三引数は
値を保存する有効期間です。
setCookie('name','apple',time() + 3600 * 24 * 7);
//有効期限1週間
Cookieの取得
$_COOKIE['Cookie名']
$_COOKIE変数の使い方は以下の通りです。
echo $_COOKIE['name'];
//出力 apple
Cookieの更新
Cookieの更新はSetCookieを使用して行います。
setCookie('count',1,time() + 3600 * 24 * 7);
//更新前の値「1」
setCookie('count',2,time() + 3600 * 24 * 7);
echo $_COOKIE['count'];
//更新後の値「2」
Cookieの削除
SetCookie関数で削除するCoookieを指定して
有効期限の値をマイナスにすれば、削除することができます。
setCookie('name','',time() - 60);
Cookieを安全に使うための設定
secure属性
ブラウザ・サーバー間の通信をSSL/TSLにより通信を暗号化している場合にだけCookieを送信する。
setcookie('sample', 'test', ['secure' => true]);
httponly属性
ブラウザ上のJavaScriptなどからアクセスができなくなる
setcookie('sample', 'test', 0, ['httponly' => true]);
まとめ
いかがでしたでしょうか? Cookieを利用すれば、ショッピングサイトのカート機能などさまざまなものを実装することができます。しかし情報が抜き取られられたり、改ざんされたりとセキュリティの問題もあるため、対策が必要になるでしょう。
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