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PHP配列を使うときに便利な関数集

2023/05/02に公開

PHPの配列操作を行うときに知っておくと便利な関数を紹介します。

var_dump(配列の内容を表示)

$list = ['Apple',2,5.6];
var_dump($list);

配列の中身を見るために使用します。引数には対象の配列を入れます。
また、配列の内容に加えて、何のデータ型なのかも表示してくれます。

結果

array(3) {
  [0]=>
  string(5) "Apple"
  [1]=>
  int(2)
  [2]=>
  float(5.6)
}

array_push(要素を追加)

$list = ['Apple',2,5.6];
array_push($list,'Orenge')
var_dump($list);

指定した値を配列の末尾に追加します。第一引数には対象の配列、第二引数には追加する値を指定します。

結果

array(4) {
  [0]=>
  string(5) "Apple"
  [1]=>
  int(2)
  [2]=>
  float(5.6)
  [3]=>
  string(6) "Orenge"
}

unset(配列要素を削除)

$list = ['Apple',2,5.6];
unset($list[0]);
var_dump($list);

指定した配列の要素を削除します。連想配列の場合、配列番号で要素を指定し削除すると、
指定番号の値だけが削除され、キーは残ります。キーと値を両方削除する場合は、キーを指定してください。

結果

array(2) {
  [1]=>
  int(2)
  [2]=>
  float(5.6)
}

in_array(対象の値が存在するか調べる)

$list = ['Apple',2,5.6];

//第三引数がTrueの場合
if(in_array('2',$list,true)){
    echo "配列の中に「'2'」は存在します";
}else{
    echo "配列の中に「'2'」は存在しません";
}

//第三引数がfalseの場合
if(in_array('2',$list,false)){
    echo "配列の中に「'2'」は存在します";
}else{
    echo "配列の中に「'2'」は存在しません";
}

指定した値が対象の配列に存在するか調べる場合に使用します。第一引数には調べる値、第二引数には対象の配列、第三引数にはデータ型まで一致しているかどうかを判定するかどうかを指定します。

結果

配列の中に「'2'」は存在しません
配列の中に「'2'」は存在します

array_merge(配列を結合する)

 $drink = ['water','milk','tea'];
 $food = ['curry','steak','sushi'];
 $dessert = ['pudding','ice'];
 
 $lunch = array_merge($drink,$food,$dessert);
 var_dump($lunch);

配列同士を連結させたい場合に使用します。
引数には結合したい複数の配列を指定することができます。

結果

array(8) {
  [0]=>
  string(5) "water"
  [1]=>
  string(4) "milk"
  [2]=>
  string(3) "tea"
  [3]=>
  string(5) "curry"
  [4]=>
  string(5) "steak"
  [5]=>
  string(5) "sushi"
  [6]=>
  string(7) "pudding"
  [7]=>
  string(3) "ice"
}

pop(配列の末尾要素を取り出す)

 $list = ['A','B','C'];
 $result = array_pop($list);
 
 var_dump($list);
 var_dump($result);

指定した配列の末尾要素を取り除き、返り値として取り出した値を返します。

array(2) {
  [0]=>
  string(1) "A"
  [1]=>
  string(1) "B"
}
string(1) "C"

まとめ

いかがでしたでしょうか?PHPの配列操作には、この記事で紹介しきれなかった様々な操作があります。気になる方は、ぜひ調べてみてください!

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