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フリーランスの案件探しに苦戦した

2025/02/02に公開

はじめに

私はフリーランス歴5年のWebエンジニアです。
今までの案件探しは某大手フリーランスエージェント1社のみを利用し行っていましたが、今回の切り替えのタイミングではエージェントを介さず企業との直接契約を目指して活動しました。
が、結局うまくいかず最終的にはエージェント経由で紹介頂いた案件に参画することになりました。
1ヶ月半ほどの活動期間で21社と面接(カジュアル面談を含む)を行いました。
本記事ではその内容と結果をざっくりまとめようと思います。

簡単なプロフィール

  • Webエンジニア歴8年
  • フリーランス(個人事業主)歴5年
  • Web系の自社開発企業、受託開発企業の案件に参画してきた

今回の案件探しの軸

  • Web系の自社開発企業
  • Webアプリケーションエンジニア or フロントエンドエンジニア
  • Next.js(できれば App Router) が技術スタックに含まれてること
  • 週5フルタイム(週5日1案件 or 週2,3日2案件)の準委任契約

探し方

自分で探す

案件探しの前半は企業との直接契約を目指して活動してました。
エージェント経由での参画で発生するマージン(仲介手数料)を節約するためです。
採用側の企業になるべく費用がかからないよう成果報酬型でないダイレクトリクルーティング系サービス(Wantedly, YOUTRUST, LAPRAS)の利用と他求人検索サイトで見つけた企業へのホームページからの直接応募の2つの方法で案件探しを行いました。
結果としてオファーを頂くことはできませんでしたが、合計10社のカジュアル面談(or 面接)に進むことができました。

※ 今回は詳しく掘り下げませんが、もし需要が高そうであれば別記事にて詳細に取り上げようと思います。

エージェントに探してもらう

なかなか直接契約でのオファーがもらえず、応募する求人も枯渇してきたので後半はエージェントも併用しながら進めることにしました。(無念)
前に利用していた某大手エージェントではなく、なんとなくWeb系の案件を多く取り揃えてそうな4つのエージェントに登録しました。
どのエージェントも担当の方がつき、簡単なヒアリング面談実施後にテキストベースのやり取りで案件探しを進めていただきました。
結果として合計11社の面接に進め、2社オファーを頂くことができました。

結果

結果を表にまとめるとこんな感じです。各探し方でバランスよく面接へ進むことができました。

探し方 応募数 スカウト数 面接(カジュアル面談)数 オファー数
Wantedly 12 28 2 0
YOUTRUST 7 4 3 0
LAPRAS 0 6 4 0
直接応募 7 - 1 0
エージェントA社 不明 - 4 1
エージェントB社 不明 - 3 1
エージェントC社 不明 - 4 0
エージェントD社 不明 - 0 0
合計 26 38 21 2

※ エージェントの応募数が不明となっているのはエージェントの判断で私の個人情報を伏せたレジュメで企業へアプローチを行うマスクレジュメ応募の数を把握できないため。

まとめ

今回は直近の私のフリーランスの案件探しの結果についてまとめてみました。
なかなか思うようにいかず想定より無職期間が長くなってしまい不安でしたが、なんとかオファーを頂いた企業に参画することに決まりました。
現在フリーランスエンジニアとして活動してる方、これからフリーランスを目指してる方の参考になれば幸いです。

おまけ

Q&A

みなさんが気になるであろう疑問点を勝手にQ&A形式でまとめてみました。

Q. 案件獲得までのフローはどんな感じだった?

A.
自分で探す:
応募 or スカウト or 直接応募 -> カジュアル面談 -> オファー
応募 or スカウト or 直接応募 -> カジュアル面談 -> 面接 -> オファー
応募 or スカウト or 直接応募 -> 面接 -> オファー

エージェントに探してもらう:
応募 or マスクレジュメ応募 -> 面談(商談) -> オファー
応募 or マスクレジュメ応募 -> 面談(商談) -> 技術面接 -> オファー
応募 or マスクレジュメ応募 -> 面談(商談) -> コーティングテスト -> オファー
応募 or マスクレジュメ応募 -> 事前課題 -> 面談(商談) -> オファー

Q. 面接、面談、商談、カジュアル面談何が違うの?

A.
面接、面談、商談:
選考の面接。各企業、各エージェントによって呼び方が違うだけでだいたい一緒。
案件説明してもらって、自己紹介して、自己紹介の深堀り質問されて、案件内容の逆質問して終了。

カジュアル面談:
状況確認とかお互いの希望のすり合わせの場みたいな感じ。面接官は人事の方たったりエンジニアだったりまちまち。
企業の説明をしてもらい、雑談ベースの質問・逆質問して終了。

Q. 面接で特に聞かれることが多かった質問は?

A.
直近の案件の終了理由
直近の案件のポジション、業務範囲、どんな裁量で仕事してたかの深堀り
PR作成、PRレビューで気をつけてること

Q. 面接以外の選考はあったか?

A. コーディングテストが2社、事前課題提出が1社

Q. 面接はオンライン?なんのツールで行う?

A. すべてオンラインで、8割Google Meet、2割Zoom

Q. 3つのダイレクトリクルーティングサービス(Wantedly, YOUTRUST, LAPRAS)どれが有用だった?

A. どれも有用だった。次も使うと思う。

Q. 4つのエージェントどれが良かった?

A. どれも変わらず良かった。担当の方とのやりとりもスムーズで大きなストレスはなかった。マージンは非公開なのでわからない。

Q. 4つもエージェント登録して紹介される案件が被ったりしなかったの?

A. 全く被らなかった

Q. エージェントの担当とのやりとりは何で行った?

A. 3社がSlack、1社がメール

Q. 職務経歴書やエージェントに提出するスキルシートはどのように管理してた?

A. 下記記事を参考にGitHubリポジトリで職務経歴書を管理してました。エージェントに提出するスキルシートもこの職務経歴書のPDFファイルを利用しました。エージェント指定フォーマットのスキルシートを用意しなくても大丈夫でした。
https://zenn.dev/ryo_kawamata/articles/resume-on-github

Q. ダイレクトリクルーティングサービスのスカウトの内訳は?

A. なにかしらのアプローチ(企業フォロー、求人お気に入り)した企業を除くと、ほとんどが受託開発企業 or SES企業 or 人材紹介会社

Q. 週2,3日の案件なんてある?

A. ほぼないけどある。が、技術顧問とかスペシャリスト?的なポジションになりそう

Q. 単価はどうやって決めた?

A. 最終的には直近の案件の単価以上であればOKにしました。
re:shineというフリーランス案件マッチングサイトで他ユーザーがどんな単価を設定してるか見れるので参考にすると良いかも

Q. Next.js App router の案件なんてある?

A. 完全に利用してるのが2社、これから新しく作るページは App Router でみたいなのが1社

あるある・びっくりしたこと

21社も面接したのでその中であった出来事もまとめてみます。

面接開始時間ちょっと遅れがち

関係者全員がそろって面接が始まるのがだいたい2~3分かかりがちでした。

聞き取れてなくても大丈夫ですって言っちゃいがち

面接の参加者でごくたまに音質が悪く聞き取りにくい人がいたりしますが、あまり聞こえてないけど大丈夫ですって言っちゃいがちでした。

Web業界はせまい?

前職に〇〇さんっているでしょ。あなたの前職に知り合いがいて〜〜、的なことを3社くらいから言われました。

シード期のベンチャー企業

超最近資金調達に成功してプロダクトをこれから作っていく的な企業からスカウトがありました。もっと力がついたら挑戦してみたい。

マッチングアプリっぽい

2回連続でカジュアル面談が直前にリスケになったことがありました。キャンセル理由も本当なのか断るための建前なのかわからない内容だったので3回目もどうせキャンセルされるだろうと思ってましたが、普通に開催されました。

同時

エージェントからの面談依頼の相談とダイレクトリクルーティングサービスからのスカウトがほぼ同時に届いた会社が2社ありました。単純にびっくりしました。

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