スマートウォッチに興味がなかったガジェットオタクエンジニアがスマートウォッチを使ってみて楽しいなと思ったのは「自分のふりかえり」ができること

2023/07/20に公開

友人に「最近スマートウォッチつけててさ」という話をした時にうまく説明できなかったので
考えのまとめメモを書いた。

TL;DR

  • 使い始めたのは HUAWEI Band 7 (スマホは iPhone)
  • スマートウォッチというかウェアラブル活動量計は楽しい
    • 「自分の状態」が記録されて、それをふりかえりできるのが面白い
  • 心拍の記録
    • ちょっと走ったとき、運動時、移動時の心拍記録を見るのは楽しい
    • ストレスがマッハな時の心拍は本当に上がっていてふりかえりが楽しい
  • 睡眠の記録
    • 入眠時間、起床時間が正確に把握できるので嬉しい
    • レム睡眠、ノンレム睡眠の時間の把握で睡眠の質?が把握できるのは楽しい
    • 「あー昨日は途中で目が覚めてスマホいじっちゃったな」みたいなのも記録に残っていい
  • スマホが多少手元から遠くても通知に気づきやすくていい、特にミーティング時間10分前通知
  • 通常使用で14日というバッテリー持ちは本当に気持ちが楽
    • 風呂中に充電するだけという気楽さ(忘れて時計したまま風呂に入る日があっても余裕)

スマートウォッチに興味がなかったガジェットオタク

私はいわゆるガジェットオタクで、
古くは PDA というジャンルの PalmVx から Sony Clie, Windows CE Pocket PC,
ガラケー, iPad, iPhone, 複数のAndroid, Kobo, Kindle, Amazon FireHD,
Microsoft Surface (2in1PC), Windows ラップトップ, Macbook,
ノイズキャンセリングヘッドホンや寝ホン、骨伝導bluetoothイヤホン(Shokz),
ミキサーやUSBマイク, ウルトラワイド湾曲ディスプレイ, モニターアーム, 自動昇降デスク,
キーボード, MIDIコントローラー etc...
いろんな電子機器を買って試して過ごしている。
好きなメディアはもちろんギズモードジャパン。

そんな私がここ数年全く手を出さなかったジャンル。それがスマートウォッチ。
普段はiPhone+MacbookAirをメインに使うので買うなら当然 AppleWatch と思っていた。
腕時計をする習慣がなかったわけではなく、むしろ10代前半の頃から腕時計をしている変わった子供だった。

ただ、どうも食指が動かなかった。

いや、全くスマートウォッチに手を出さなかったわけではない。
もはや会社ごとなくなったが、Pebble Steel というスマートウォッチは一時期つけていた。
Pebble はとても楽しかった。自分でアプリを作ってインストールしたりもしていた。

Pebble は電子ペーパーを盤面に採用した2012年頃としてもかなり攻めたデバイスだった。
最近のスマートウォッチのような便利な表示は全くできなかったが、
白黒のリフレッシュレートの低い常時表示のニクいヤツだった。
Pebble はバッテリーが長持ちだった。うろ覚えだが1週間程度は余裕でもった気がする。
そんな Pebble だが、2016年にFitbitに買収されてブランドも消滅してしまった。
私も2017年頃までは使っていた記憶があるが、ある日充電ケーブルがロストして充電できなくなってしまったのでつけなくなってしまった。


画像:在りし日の Pebble Steel Leather Band (Black)

ここまで書いていて思い出したが、まだもう1つ使ってたものがある。
Sony wena wrist leather だ。
https://wena.jp/lineup/detail/wc22e0nt-wnwt01wh.html

こいつはスマートウォッチって感じではなくほぼただの腕時計だが、
なんと革バンドに楽天Edyが搭載されていてEdy決済が可能というマニアックなもの。
当然スマートウォッチではないので何の記録も通知もできないのだが、
腕時計で電子決済するという体験はとてもよかった。Apple WatchでSuica決済するのが快適というのもそうなんだろうなと納得する満足感だった。
普通の腕時計なのでバッテリーも超もつ。具体的には2年とか持つ。普通の腕時計最強。
ただ、今年の頭ころに内部の錆が原因で動かなくなってしまった。たぶん原因は汗。自転車で100km以上走る時とかもつけてたから、当然といえば当然だった。


画像:在りし日の Sony wena wrist leather。これは今も買おうと思えば買える。

そう、スマートウォッチはバッテリーが短すぎる

ここまでをふりかえると、私がスマートウォッチ(特に Apple Watch)に二の足を踏んでいた理由が明確になってきた。バッテリーがもたなすぎるのだ。

最新の Apple Watch Series 8 低電力モードでようやく36時間になったらしい。
Apple Watch Ultra で 56時間もつ! 素晴らしい!とか言われている。
iPhoneなので使えないが、チェックだけはしてる Google Pixel Watch は24時間とのこと。
ナメんな。

毎日風呂の時間に充電すればまあ大体大丈夫だよ、というのもわかるが
私はとても忘れっぽい。夜寝る前にスマホを充電するのもたまに忘れて慌てるレベル。
にもかかわらずモバイルバッテリーを持ち歩くのは嫌いというワガママっぷり。

普段、少し遠出するときにスマホの残バッテリーを気にするだけでもハラハラするのに
さらにもう一台そんなものが増えるのはまっぴらゴメンだ。
たまに忘れても多少は無理がきく、せめて5日ぐらいのバッテリーライフが欲しい。
身につけるものなんだからなおさらだ。

そんなこともあり、初代 Apple Watch が発売されて以降ずっとモヤモヤしつつも
買えずに過ごしていた。

ふと手に入った HUAWEI Band 7

そんななか、ふと HUAWEI Band 7 が手に入った。
スマートウォッチデビューをしたいという妻が試しに買った HUAWEI Band 7 があり、
妻がスマートウォッチが良さそうということがわかったとのことで Apple Watch に乗り換えるというので
HUAWEI Band 7 のお下がりを頂けることになったのだ。

普段はリモートワークの在宅勤務なので腕時計がなくてもさほど困らないのだが、
とはいえ前述したように Sony wena wrist leather が壊れて左腕が寂しかった。
渡りに船ということで HUAWEI Band 7 を使ってみることにしたのだ。


画像: HUAWEI Band 7

使ってみると…… こいつは面白いぞ!

HUAWEI Band 7 はバッテリーが持つ。14日もつ。これはすごい。
あの Pebble Steel を超えている。
そりゃ普通の時計である Sony wena wrist leather に比べると全然もたないが、
それでも2週間もってくれれば、さすがのものぐさな私でも2週間のどこかで充電する。

そして使い始めてみて面白かったのが心拍記録と睡眠記録。あと通知。
というかこの3つしかほぼ使わないので、画面は常時オフだ。バッテリーのためにも。
腕を上げた時の画面起動もオフにしているので基本盤面は真っ暗だ。
1日に数回、ちょっと時間を見たいなという時にサイドボタンから画面を起動するという使い方。

心拍記録

HUAWEI Band 7 をつけ始めてから心拍記録ができるようになった。
普段は全く気にしないが、ふとした時、例えば

  • 電車の時間がやばくて数十mダッシュしたあと
  • 趣味のロードバイクに乗っている時のヒルクライム中やヒルクライム後
  • 何か緊張することがあった後(顧客とのミーティングなど)
  • 散歩した後

みたいな時に、「あっそういえば心拍どうなってるかな」って見れるのは、やってみると結構楽しい。
私は運動不足そのものなので、ロードバイクでヒルクライムなんかすると平気で165ぐらい行く。
先日、某ビジネス系の展示会の場で来場者の案内をする機会があったが、まさにストレスがマッハだったが、休憩時間に心拍を確認してみると165いってて一人で笑ってしまった。全力疾走しながら案内してたのか?

今まで気づかなかった、定量化された自分のデータが見れるのが楽しい。
RPGで別にレベルアップしたタイミングじゃなくてもステータス画面を見ると楽しいのと同じだ。


画像: 私の心拍記録。寝てる間って心拍が落ち着くんだなあ。

睡眠記録

この記事も深夜3:00に書いているが、夜眠れないことがとても多い。
とはいえ、睡眠時間の確保と睡眠の質は翌日のパフォーマンスに明らかに影響があるので気にしてはいた。
気にしてはいたが、今まではデータをあまり取れていなかった。
入眠後の寝言記録アプリなんかを使っていた時期もあるが、起動するのが面倒だったのでやめてしまった。

そんな中、HUAWEI Band 7 で睡眠記録が取れるようになった。
うっかり寝落ちても、眠れなかった日に気絶するように眠りについても、アラームで目が覚めても
うっかり寝坊してもとにかく記録してくれる頼もしさはすごかった。
おかげで、やっぱり毎日寝るのが遅すぎるということに気付かされた。今日も寝るのは4時頃になるだろう。
なんとなく思っていることでも、実際に記録として突きつけられると衝撃がある。楽しい。
昔レコーディングダイエットをし始めた時、自分の摂取カロリーに驚いたことがあるがその時の気持ちに似ている。
人間、「なんとなく」ではなかなか意識改革ってのは難しいものなのだ(クソデカ主語)


画像: 私の睡眠記録。ノンレム睡眠に切り替わるペースが多い気がする……。

通知

前述したように普段はリモートワークで在宅で働いているから
ミーティングは全部オンラインなので遅刻するわけないだろ、という感じだが
それが割と遅刻する。というか忘れる。30分前までは意識できてたのにミーティング5分前に突然忘却してたりする。
あとは作業に集中してると時間を忘れる。
パソコンの前に座っているのなら画面上の通知で気づくが、
「ちょっとミーティング前に目を休めるか」みたいな気持ちで休憩したり家事をし始めるともうだめだ。
気づいたらミーティング開始5分後になってる。最悪。

特に休憩したり家事をしたりしているときは、家の中だとスマホは机の上だったりするので
スマホに通知が来ていても気づかない。

そんな時でも、自宅にいる範囲であれば bluetooth が十分に届く範囲なので
HUAWEI Band 7 がブブブッとバイブレーションしてくれる。
これが地味に嬉しい。通知の内容まで見る必要はない、なんせ30分前には覚えていたはずの予定なのだから。
ただ、ブブブッとバイブレーションしてくれる、それだけで助かった、、、みたいなことがちょいちょいあるので
助かってしまっている。

バッテリーが長持ちする

既に書いたが、大事なことなので2度書くと
HUAWEI Band 7 はバッテリーが持つ。14日もつ。これは本当にすごい。
2週間もってくれれば、さすがのものぐさな私でも2週間のどこかで充電する。

というか Apple Watch も毎日の風呂のタイミング(など)で充電すれば十分使えるのはわかってる。
ただ、1回や2回充電を忘れてもほぼノーダメージというのがとても気楽でいい。

あー、また明日充電すればいっか。

そんなものぐさを許してくれる懐の深さ、ありがとう HUAWEI Band 7

まとめ

友人に「最近スマートウォッチつけててさ」という話をした時にうまく説明できなかったので
考えのまとめメモを書いたが、ふりかえってみると意外としっかり書けた気がする。
そう、エンジニアの皆さんならわかっていると思うが、ふりかえりは大事なのだ(クソデカ主語)

総括としてはふりかえりの話なんだから、zennのidea記事にしても、許してくれますよね、、、?

こうなってくると、ガジェットオタクの悪いところが出てくる。
そう、「他にバッテリーが長持ちするスマーウォッチはないのか?」だ。

今気になってるのは Pebble の買収先である Fitbit のスマートウォッチだ。
HUAWEI のヘルスケアアプリよりも、アプリの雰囲気がいい感じな気もする。

ぜひ、おすすめのスマートウォッチがあれば教えてください。
そして他のガジェットについても私と語りましょう。

北山淳也
https://twitter.com/JUNKI555

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