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SaaS on AWS 2023 メモ

redjohnredjohn

2023年のSaaSトレンド:マクロ環境の冬とプロダクトの春

2023年のSaaS
適応と進化

金融マーケット視点のSaaS2023
海外SaaS企業の評価は停滞
日本でもSaaS企業のマルチプルは最高時の4分の1に縮小したまま

成長の質

グループA:成長効率重視 
グループB:赤字成長重視

成長と利益のバランスに舵を切った
利益を出す方に

VC投資も冷え込み、SaaSユニコーンの評価額も調整の局面

金融市場のSaaS市場は、冬の時代

プロダクト視点
春の時代

1.効率的な成長には、プロダクトが鍵を握る

質✖️量が鍵

売り上げ → 単価:プロダクトの価値を上げて価格を上げる、新規プロダクトの数を増やす
売り上げ → 顧客数:新規の受注数を増やす

2.生成AI・LL Mの技術革新とSaaSの相性がいい

第1波
生成:プロンプトで長文の情報を得られる

第2波
合成:SynthAI:膨大な情報からインサイトが得られる

3.日本のSaaS市場の成長性が大きく、資金供給も増加し続けてる

SaaS市場規模(成長率)15%
SaaS浸透率が10%

2023年のSaaSプロダクトの3つのキーワード

エンタープライズシフト
コンパウンドスタートアップ
データを軸に統合され、統一されたデザインのプロダクト群を初期から提供する

生成AI✖️SaaS

EinsteinGPT、Notion、Canva
KARAKURI

これからのSaaS

日本のSaaSスタートアップ環境は恵まれてる
政府・VCの支援
上場市場・海外投資家

redjohnredjohn

SaaSビジネスにおける生成AI活用の可能性

https://weel.co.jp/

LLMの汎用的なテクニック

SaaSにおけるLLMの活用

システムにおける組み込める6つのスキル

定型ライティング
提案
定量評価
条件分岐
抽出・分解
変換

定量評価

定性データを定量評価できる
センチメント分析の例(ポジネガの分析)

1on1の会話から、社員のモチベーションを数値化
1on1の文字起こし

条件分岐

お問い合わせメールの判断
営業メールかを判断
複数の条件分岐、カテゴライズ可能

データの学習法

Fine -tuning:暗記や環境要因による人格形成と似ている
→ Amazon Bedrock

学習データに応じて、振る舞いが岸田総理のようになる

RAG:カンニング

ユーザーの質問に対して【参考情報】から回答を生成
Amazon Kendra

学習元データ → データの加工 → Embeddingモデル(数値化) → ベクトル検索

自律型AIエージェント

自立型AI=6つのスキル + データ連携 + RAG
人事アシスタントAI考えてみた
RAGの導入

部署情報や人材のスキルを質問する
履歴書を読み込ませると入社手続きを自動で行う
評価システムの定性データを評価し、数値化→リスク対策や部署移動提案をする

リスク

ハルシネーション
クラッキング
知的財産

ハルシネーション:AIが最もらしい嘘をつく現象
学習データの誤り・バイアス、文脈の適合性、情報の古さ、推測的回答
対策としてRAGを使う

マルチエージェント:嘘発見器AI

知的財産:学習データと出力の著作権

生成AIの期待
マルチモーダル化:テキスト・画像・音声・3D イメージの出力

さらに優秀なLLM

Anthropic社のClaude2
トークン数

全ての企業がAI企業になっていく

1:AIを活用する企業
2:AIを自社・他社サービスに組み込む。AI as Serviceの提供

redjohnredjohn

AWSのデータ活用と生成AI成功につながるベストプラクティス

Amazon Bedrock
Amazon Titan
Agent for Amazon Bedrock

生成AIのポイント

Prompt
RAG
Fine Tuning
Pre Training

Fine Tune
tag付

生成AI + Amazon Kendra(RAG)

一つじゃなくていい
セキュリティを加味してデータを活用

redjohnredjohn

エンタープライズ向けPoCで爆速かつ堅牢なプロダクト開発を実現する5つの工夫

人的資本経営
人材版伊藤レポート(3P5F)

課題1:セキュリティ要件
お客様のセキュリティチェックシートの回答

課題2:インフラの破棄・再構築
検証用インスタンスにAdmin権限ついてないか
破棄の際、自動生成されたロググループの削除忘れがち

秘訣1:AWSのマネージドサービス活用
AWS管理のレイヤーが増え、安心して開発に注力
AWS KMSでキーのローテーション

秘訣2:管理・ガバナンスサービスを活用
セキュリティに関する予防・検知の仕組み

秘訣3:コスト管理
適切なコスト増加かを監視
増加を前提とした異常検知

AWS Cost Explorer, AWS Cost Anomaly Detection, AWS Budgets

秘訣4:AWS CDK
cdkコマンド1つでインフラ構築
簡単にベストプラクティスを満たすインフラを構築

秘訣5:作り切らない開発をする
ほとんど使用されない画面や機能は一旦作らない
依頼のたびに手動で対応

重要な機能の開発に注力するが優先
→ 属人化しないように要注意

AWS Step Functionsで実行できるように

全員SRE
AWSに詳しくない開発者でもインフラ構築するハードルが下がる

全員が継続的にインフラの改善・開発に関われる

redjohnredjohn

PRODUCT-LED GROWTHとは 便益を享受する顧客が自然に増えていくこと

成長とは何か

PLGモデルとは:プロダクトを通して顧客獲得を行うモデル
SLGモデルとは:営業が売ることで顧客獲得を行うモデル

価値とは
知覚された有形および無形の便益(ベネフィット)と顧客にかかるコストを引いたもの

価値=便益✖️独自性ー顧客が支払ったコスト

Growthの本質
Needs・欲しいモノを作ること

Growth Hackの本質
成長する仕組みを製品(お客様の欲しいモノ)の中に組み込む

欲しいモノ✖️成長する仕組み
インキュベーション戦略
BPAAS

分析したこと

BizとProductの異なる軸

達成目的は同じだが、「登り方の表現方法や言語が違う」
共通認識と「共通言語をもてているかがポイント」

Biz組織の役割:指標の成長
Product組織の役割:価値を届けたい

事業KPIツリーに連動するプロダクトのKPIツリーを作成
製品の健康診断

現在の状況整理:リーン・キャンバス、ビジネスモデル・キャンバス

仮説:顧客像が変化してきている

Problem Solution Fit
Product Market Fit

顧客と製品の

データで捉えたり、各部署へのヒアリング
部署毎に顧客像が変わっていた

Biz組織、Product組織
顧客視点で考えると、便益を感じるタイミングはProductに触れた時

異なっている顧客像をあるべき姿に

前提:
状態:
あるべき姿:顧客に伝えるべき便益は横断で共有

あるべき姿を実現した副次効果:プロダクトとデザイン組織を繋ぐ

Aha Momentに達するためのプロセス

Biz組織とProduct組織の性質と軸、登り方が違う
共通認識と共通言語を作っておく(KPIツリー)

組織毎に自走する機能を持っておくべきだが、
「誰の何のためにその行動をとっているか」の共通の顧客像を持っておくべき

全てのタッチポイントは、AhaMomentのために

このスクラップは2023/11/02にクローズされました