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【無料】Okta Developer環境を最短で手に入れる方法

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この記事について

会社でOktaを使っていたり、今後Oktaを使う予定があるなど、自分で使えるOktaの環境が欲しいけど費用が気になる……
そんな方に、この記事では 無料でOktaの検証環境を手に入れる方法 を、ステップバイステップで解説します!

対象者

Oktaの検証環境を無料で使いたい人

事前準備

Okta Developerの登録には下記が必要になりますので、あらかじめ準備しておきましょう。

  • 独自ドメインのメールアドレス (@gmail.comなどのフリーメールでは登録できませんでした)

Okta Developerについて

Oktaを普通に使う場合、有料のStarter、Essentisla、Professional、Enterpriseといった4つのEditionを使うことになります。
これまでは無料での利用は30日間のFree Trialに限られていましたが、開発者向けに「Okta Developer」というサイトが用意されており、無料で使えるプランが提供されています。
https://developer.okta.com/
もちろん制限がありますので本番利用には適さないため、あくまで開発検証目的での使用になります。

始め方

Step.1: Okta Developerサイトにアクセス

https://developer.okta.com/

右上の『Sign up』をクリック


Okta PlatformのFREEにある『Sign up for Integrator Free Plan』をクリック


名前、メール、国/リージョンを入力、reCAPTCHAをチェックし『Sign up』をクリック
メールアドレスは@gmail.comでは登録ができず、独自ドメインを使う必要があります

メールを確認してアカウントを有効化



登録したメールアドレスに、上記のようなメールが送られてきます
メールを開いて『Activate account』をクリック

Oktaのセットアップ

ここからはOktaのセットアップになります


画面の案内に沿って、パスワードを設定していきます


スマートフォンにOkta Verify(多要素認証のためのアプリ)のインストールが必要になります


今回はメールでリンクを送信しました

Okta Verifyの設定


ここからはスマートフォン側で操作を実施しました

スマートフォンでメールを開き『Activate Okta Verify Push』をクリック
Google Play/App storeからOkta Verityをインストールしました

スマートフォンでの操作が完了したら、PCからログインします


パスワードかOkta Verifyのコードを入力します


Oktaの管理画面であるAdmin Consoleにログインできました

おわりに

これでOkta環境が無料で使えるようになりました。この環境を使って、認証機能を自分のアプリケーションに組み込んでみましょう!
次回は、実際にこの環境を使ってAWSやGoogleCloudでのSSOを設定する方法を記事にする予定です。

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