[i3wm]タイル式ウィンドウマネージャを使った話

公開:2021/01/02
更新:2021/01/04
3 min読了の目安(約3300字TECH技術記事

初投稿になります、jumangです。

最近、キーボードで全操作可能なウィンドウマネジャi3wmを導入してしまった後、QOLが上がってしまったその魅力についてお話していこうと思います。

i3wmってなに

(公式のパッケージでいうと)Linuxで動くX11のウィンドウマネージャです。

WindowsやLinuxの多くのウィンドウマネジャーでは、オーバーラックウィンドウ方式を採用していますが、以下の特徴があります

  • マウスを使ってウィンドウを配置
  • ウィンドウの削除やアプリケーションの立ち上げも基本的にマウス依存
  • 直感的にわかりやすいGUIで誰でもかんたんに使える

一方、i3wmではタイル型ウィンドウマネージャを採用しており、以下のような特徴があります

  • キーボードだけでウィンドウを作成、移動、削除できる
  • 数少ないキーボード・ショートカットでほとんどが完結
  • 以降が楽ちん
  • 軽い
  • 画面が重複することないので、情報の見落としがない

え、めちゃくちゃええやん、もっとみせてーや

目が悪いのでくそでかフォントになってますが、これをキーボード入力だけでかんたんに配置できます。便利!

zennの記事を書くまで

zennの記事もこんな感じでかけます。

  1. $mod + d でメニューを開く
  2. code projects/zenn でvscodeでフォルダを開く
  3. vscodeでターミナルを開く
  4. npx zenn previewでプレビューを開く

この4つだけで操作を完結できます。

どこまでイジれるん?

i3のカスタマイズをすると

  1. キーボード・ショートカットを自由に変更
  2. 好きなターミナルツールを自由にアサイン
  3. テーマもたくさんあるので、自分好みに

このようなメリットがあります

基本的に~/.i3/configというファイルにかんたんに記述するだけで完了するので、とっても敷居が低いかと思います。

導入してみてーや

お持ちのLinuxのウィンドウマネジャの変わりに、i3wmパッケージをインストールして、置き換えるという方法もありますが、筆者はもともと別のOSを利用していたため、今回実際に行った手順をご紹介します。

manjaro linux i3 editionの導入

マンジャロはarch linuxのディストリビューションです。
ARCHでよく起こるカーネルパニックが起きにくく、使いたいけど怖いと思ってる人におすすめです!

インストール

MANJARO i3

  1. 仮想イメージをダウンロードする
  2. USB書き込みツール(Rufusなど)でUSBに書き込み
  3. BIOSのブートの優先順位をUSBにして、既存でインストールしているOSよりUSBを優先的に起動させる
  4. manjaro helloウィンドウの下部にあるインストラー起動ボタンからウィザードを起動
  5. インストール先をパーティションを割ってインストール (ユーザー情報にて管理者アカウントと同じパスワードを使用をオンにする)
  6. 終わり

インストールが終わりました!

初期設定をする前に

さて起動します!

..

..

..

何もわからん!w

ソフトを起動するためのボタンもなければ30日間無料のウィルスバスターの催促も出てきません。
とりあえずターミナルを開くためにかんたんなi3wmの最低限なショートカットを説明します。

$modキーとは

モッドキーはi3wmで設定できるキーで、初期ではwindowsキーもしくはaltキーがアサインされています。
$mod + enterなら、Windowsキーとエンターキーを押すことによってトリガーさせることになります。

  • ターミナルの開き方 $mod + enter
  • ウィンドウの閉じ方 $mod + shift + q

初期設定

システムの基本的な設定をしたほうが、以降環境構築をしたときのボトルネックを回避出来るので、紹介します。

  • パッケージのダウンロード先の指定

できるだけ近いミラーサーバーを選んでくれます

sudo pacman-mirrors --geoip
  • パッケージのアップデート
sudo pacman -Syu
  • yayのインストール

yayはpacmanでインストールできるパッケージに加えてaurの非公式パッケージもインストールできるので、おすすめです。

sudo pacman -S yay

以降はpacmanの変わりにyayを使うと便利だと思います。
yayでpacman -Syuができて、基本的にpacmanを継承しているので、
yay -S <package>(インストール)、yay -R <package>(削除)で操作できます。

操作方法

  • ターミナルの開き方
    $mod + enter
  • ウィンドウの閉じ方
    $mod + shift + q
  • ウィンドウの上下左右の移動
    $mod + jkl;

VIMの一つ右にずらしたような操作になります

  • 追加するウィンドウ先の指定

右か下かを指定できます
$mod + hで右方向に
$mod + vで下方向に

カスタマイズ

  • Visual Studio Codeのインストール
    vscodeは便利なテキストエディタです。
    vim(or nano)というmanjaro linux標準で入っているテキストエディタもありますが、操作方法が特殊なのでVSCodeをおすすめします。
yay -S code
  • ブラウザ起動ショートカットの設定
yay -S brave-bin
code ~/.i3/config &

bindsym $mod+F2 exec brave

と書き換えることで、$mod + F2を押した際にbraveを起動することができます。

  • ブラウザをデフォルトにする
xdg-mime default brave-desktop.desktop x-scheme-handler/http
xdg-mime default brave-desktop.desktop x-scheme-handler/https

.xprofile、.xinitrcにて$BROWSERがエクスポートされてる場合はwhich braveの内容に置換し、既存の定義がない場合は、
export BROWSER=$(which brave)
でエクスポートしてください。

  • 音を出す
yay -S pulseaudio pavucontrol
  • 壁紙
yay -S nitrogen
nitrogen &

最後に

最後まで読んでくれてありがとうございます。
カスタマイズの方法はいくらでもあるので最後のほうは端折りましたが、ネットで調べたらいくらでも出てくるので自分で調べてください。

良いarchライフを!(arch最高)