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Charles ブレイクポイントを利用してレスポンスを書き換える

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開発や検証の際に、サーバー側のレスポンスを書き換えてアプリの挙動を確認したいケースは多くあります。
そのような場合に役立つのが Charles の「Breakpoints」および「Edit Response」機能です。
以下では、実際にレスポンスを編集するための基本的な手順を解説します。

前提

Charles のセットアップができていること

手順

1. ブレイクポイントの設定

  1. Charles のメニューから Proxy → Breakpoint Settings を開きます。
  2. Add ボタンをクリックし、対象となる API の URL(Host + Path)を登録します。
  3. 登録後、該当 API が呼ばれると Charles 上で処理が一時停止します。
    • デフォルトではリクエストとレスポンス両方で停止します。
    • レスポンスのみ編集したい場合は、Breakpoints 設定画面で Response のみにチェックを入れてください。

2. レスポンスの編集

  1. API が呼ばれるとブレイクポイントで停止します。
  2. 表示されたポップアップから Edit Response タブを選択します。
  3. レスポンスを編集します。
    • 例えば、ステータスコードを 200→500 に書き換える
    • 表示モードを適宜 JSON または Text に切り替え編集できます。
  4. 編集が完了したら Execute をクリック。変更後のレスポンスをアプリへ返します。

頻繁に利用する編集内容については、手動で毎回変更するのではなく、
Rewrite 機能等を活用することで効率的にテストを行うことが可能です。

開発効率の向上や品質改善にぜひご活用ください。

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