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Blenderのmaterial-combiner-addonでテクスチャアトラスを自動生成する
この記事について
この記事では、テクスチャ付き3Dモデルの負荷を軽減するのに役立つ、テクスチャとマテリアルをまとめるのに役立つBlender Plugin 「material-combiner-addon」を紹介します。
マテリアルやテクスチャ数を減らすことで、ドローコールやファイルアクセスを減らすことにつながり、3Dコンテンツの負荷の軽減に繋がります。
使い勝手は以下の動画を見てもらうのがわかりやすいと思います。
事前準備
Blenderにプラグインを入れる
プラグインのGitHubからzipをダウンロードしてアドオンに追加します。
※ Blenderで内部的に利用されるPythonにPillowを入れる必要があります。
対象オブジェクトの作成
今回は、CubeとConeを別のオブジェクトとして作成しました。
それぞれに対してCubeMatとConeMatという別々のマテリアルを追加し、別々のテクスチャ画像を当てています。
まとめる
ツールシェルフ(Nキーで表示)からMatConbinerを開き、対象マテリアルを選択した上で、「Save Atlas to...」を選択し、新しく生成されるテクスチャの保存場所を選びます。
すると、新しいマテリアルとテクスチャが自動生成され、2つのオブジェクトが同一のマテリアルを保持している状態になります。簡単で素晴らしいですね!
作成するテクスチャのサイズや、テクスチャ同士の間隔ピクセルなども指定できるので、ある程度柔軟に制作ができます。
本当に最適化する場合は、隙間なくUV展開したほうが良いと思いますが、ざっくりの最適化としては非常に有効だと思いますので、ぜひ利用してみてください!
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