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Dartのリストを昇順・降順に並び替える操作

2025/01/07に公開

Dart

tech

💡Tips

Dartでリストを昇順・降順に並び替える操作をするときに、compareToというメソッドを使う。リストの操作が苦手なので調べてみた。

基本的な使い方：

compareTo は2つの値を比較するためのメソッドです。
戻り値は整数で、以下の意味を持ちます：

負の数（-1）：呼び出し元が比較対象より小さい
0：両者が等しい
正の数（1）：呼び出し元が比較対象より大きい

コード内での使用例：

昇順ソート（デフォルト）

..sort()  // 内部的に compareTo() を使用

降順ソート

..sort((a, b) => b.compareTo(a))

実際の動作：

数値の場合：

1.compareTo(2)  // -1を返す（1 < 2）
2.compareTo(1)  // 1を返す（2 > 1）
2.compareTo(2)  // 0を返す（2 = 2）

文字列の場合：

'a'.compareTo('b')  // -1を返す（aはbより前）
'b'.compareTo('a')  // 1を返す（bはaより後）
'a'.compareTo('a')  // 0を返す（同じ文字）

実行結果:

// sort()メソッドには、compareTo()メソッドを使用して、昇順にソートすることができます。
// これは、古い順（昇順）にソートするため、文字列の辞書的順序に基づいてソートされます。

void main() {
  // 数値のリストを作成
  final List<int> numbers = [1, 2, 3, 4, 4, 5, 6, 7, 8, 9];

  // 文字列のリストを作成
  final List<String> strings = [
    'a',
    'b',
    'c',
    'd',
    'e',
    'f',
    'g',
    'h',
    'i',
    'j',
  ];

  print('元の数値リスト: $numbers');
  print('元の文字列リスト: $strings');

  // 数値リストのソート
  final ascNumbers = List<int>.from(numbers)..sort(); // 古い順（昇順）
  final descNumbers = List<int>.from(numbers)
    ..sort((a, b) => b.compareTo(a)); // 新しい順（降順）

  print('\n数値リスト - 古い順（昇順）: $ascNumbers');
  print('数値リスト - 新しい順（降順）: $descNumbers');

  // 文字列リストのソート
  final ascStrings = List<String>.from(strings)..sort(); // 古い順（昇順）
  final descStrings = List<String>.from(strings)
    ..sort((a, b) => b.compareTo(a)); // 新しい順（降順）

  print('\n文字列リスト - 古い順（昇順）: $ascStrings');
  print('文字列リスト - 新しい順（降順）: $descStrings');
}

Listをソートするときに使うだろう。普段書いているコードでは使う機会がないので、他にも良い方法があればソートするロジックを考えてみたい。