Windows PowerToys Runでクリップボードの履歴を表示する
PowerToys Run
PowerToys RunというのはMacで言うところのAlfredとかRaycastっぽいランチャーのこと。Woxベースで開発されているらしい。Woxというのはこの手のランチャーで結構長く使われているものだったと思う。PowerToysは色々フリーソフトとかでどうにかしてきた領域をサポートしてくれて便利ですね。
クリップボードの履歴を表示したい
WindowsではWin+Shift+Vでクリップボードの履歴を表示できます。ですが、筆者は普段Macで作業することが多く、MacではRaycastで clip
と入力したらクリップボード履歴を表示して利用しているため、同じような操作感を求めていました。
色々試しているうちにPowerToys Runのプラグインでできそうだったので試してみました。
PowerToys Run Clipboard Manager
Installationに書いてある通りにZipを解答して配置、PowerToysを再起動すれば利用可能です。 c:
と入力すると履歴が表示されます。
これを clip
に変えるためにソースを読んだり色々したのですが、実は普通にPowerToys Runの設定から変えられました。
clipに変えたので、clip
とclipのあとにスペースで履歴をたどれます。便利になりました。
余談
他のランチャも試したのですが、私の要件には合わない点がありました。具体的には、特定のウィンドウがアクティブの場合もしくはフルスクリーンのアプリケーションが動いているときはショートカットを無視してほしかったのですが、そういう機能がなかったのでした。
私はこの手のソフトをCtrl+Spaceに割り当てたいのですが、ゲームをやってると結構誤爆するんですよね。Ctrlでしゃがみ、Spaceでジャンプがよくあるキー設定で、走りながらしゃがんでスライディングしてそのままジャンプとかするゲームをやってると誤爆します。
回避策としてAutoHotKeyも検討しました。AutoHotKeyを使うと、アクティブウィンドウが何かを判定してショートカットをバイパスするみたいなことはできそうなのですが、AutoHotKeyをチートに利用する人がいるせいでアンチチートに引っかかる事があり、利用をためらう羽目になりました。ランチャー側がフルスクリーンアプリケーションが動いてるときは無視してくれると便利ですね。Woxも無視するオプションがあるらしいですが、PowerToysはもうインストールしてあったのでそちらを利用しました。
チート、全く迷惑な話ですね…。こういうハードウェアの入力をゴニョゴニョする(コンソールのコントローラの入力にキーボード・マウスを使うやつとか)もチートで犯罪なのでやめましょう(ぐぐると警視庁のページも出てきます)
追記
ゲーム、その他環境によるのかもしれないですが私の環境では意図した動作をしないケースが有りました。どうも、Powertoys Runのいうところの「ショートカットの入力を無視する」はそのショートカット自体が入力されなかったことにしてしまうみたいです。
そうじゃないんだよな~、君が反応しなければいいんだよ…といった感じ。もう少しいじってみたい。
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