【macOS】Haskell開発環境を構築して試してみる
はじめに
この記事は、macOSでHaskell開発環境を構築する手順を大まかにざっくりとまとめたものになります。
コマンドの詳細や適用については、ご自身の環境に合わせて十分に調査し、ご判断ください。
私の動作環境
- MacBook Air M2 2022
Haskellってなんやねん
Haskellは参照透過性を原則とする、静的型付けの純粋関数型プログラミング言語です。
1 + 1
がいつでも2
であるように、Haskellの関数は同じ入力から必ず同じ結果を生み出すことができます。このように、コードの振る舞いが非常に予測しやすくなるため、信頼性の高いソフトウェア開発が可能になります。
Haskellを導入する
この記事では、GHCupを利用します。GHCupとは、Haskellの主要な開発ツールを簡単にインストール・管理できるツールです。
私はGHCupの公式サイトで推奨されている以下のインストールスクリプトを実行しました。
curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://get-ghcup.haskell.org | sh
実行すると、GHCupのインストーラーが対話形式で起動し、メッセージが表示されます。
いくつか質問されますが、特に理由がなければ、そのままEnterキーを押して、推奨されるツールをすべてインストールしましょう。
設定が終わると、必要なファイルのダウンロードとインストールが自動的に始まります。インストールが完了すると、以下のようなメッセージが表示されます。
完了したら、PATHの設定を有効にするために、ターミナルを再起動しましょう。新しいターミナルを起動しても良いですし、私は以下のコマンドを実行して設定ファイルを再読み込みしました。
source ~/.zshrc
再起動しないと動かなかった
これでHaskellの導入は完了です!
Haskellを試してみる
それでは、Haskellを試してみましょう。
以下のコマンドでHaskellの対話環境を起動することができます。
ghci
以下のような画面になれば、起動は成功です。
計算をさせたり、文字列を操作したり、「型」を調べるコマンド:t
を試してみたり自由に動かしてみましょう!
また、終了する時は上の画面のように:q
を実行しましょう。
さいごに
ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、macOSでHaskellを利用できるようにするための環境構築方法について紹介しました。
この記事では簡単なテストのみに留めましたが、Haskellには他にも様々な機能があるので気になった人は使ってみてください!
皆さんも素敵なハッピーHaskellライフを!!!🌸
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