Formspreeでコンタクトフォームを実装する
はじめに
近年、Github Pagesでホームページを作成する人は少なくないでしょう。
Github Pagesは静的ウェブサイトのホスティングに最適ですが、サーバーサイドの処理ができないため、コンタクトフォームの実装が難しいと思われがちです。
しかし、Formspreeを利用することで、簡単にコンタクトフォームを実装することができます。
Formspreeってなんやねん
Formspreeは、静的ウェブサイトにフォーム機能を追加するためのサービスです。HTMLフォームを作成し、Formspreeが提供するエンドポイントにデータを送信するだけで、メールでフォームの内容を受け取ることができます。
Formspreeには以下のリンクからアクセスできます。
ちなみに、無料プランでは月に50通までのフォーム送信が可能になっています。
お財布にも優しい!
Formspreeを利用してコンタクトフォームを実装する
ここからは、Formspreeを利用してコンタクトフォームを実装するための具体的な手順について紹介します。
Formspreeの登録をする
まず、Formspreeのアカウントを作成する必要があります。
「Sign in」をクリック
必要事項を入力しましょう。
登録を終えたら「+ Add New」をクリックし、「New Form」を選択しましょう。
すると、フォームの作成のためにフォーム名などの入力が求められます。
ここに入力したメールアドレスで、コンタクトフォームから送られてきたお問い合わせを受信することができます。
フォームを作成すると、FormspreeからフォームIDが提供されます。
メモしておきましょう。
ホームページとFormspreeを結びつける
htmlファイル内に以下のように記述してみます。
<h2>お問い合わせ</h2>
<form action="https://formspree.io/f/提供されたフォームID" method="POST">
<label for="name">お名前:</label><br>
<input type="text" id="name" name="name" required><br>
<label for="email">メールアドレス:</label><br>
<input type="email" id="email" name="email" required><br>
<label for="message">お問い合わせ内容:</label><br>
<textarea id="message" name="message" required></textarea><br>
<button type="submit">送信</button>
</form>
すると、以下の画像のような画面に仕上がりました。
コンタクトフォーム
実際にお問い合わせを送信してみます。
適当な情報を入力して送信
送信してみると、以下のような画面になり、「サイトに戻る」を押すとコンタクトフォームの画面に戻ることができました。
Formspreeのフォーム作成時に指定したメールアドレスの受信ボックスを確認してみます。
すると、コンタクトフォームに入力した情報をしっかり受信できていました!
受信できている
このように、Formspreeを利用することで簡単にコンタクトフォームを実装することができます!
Formspreeをホームページに取り入れてみよう!
この記事ではhtmlファイルだけで完結させていますが、cssファイルを用いてデザインを整えることももちろん可能です。
私はGithub Pagesで作成した自分のホームページでFormspreeを利用しています。
執筆時の私のホームページのコンタクトフォーム
Formspree最高〜!🥳Formspreeの回し者みたい
さいごに
ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
Formspreeは便利なサービスです。プログラミングの知識がない方でもHTMLの基本的な構造を理解していれば、数分でフォームを作成し、運用を開始できます。また、送信されたデータを安全に処理し、指定したメールアドレスに転送してくれるため、セキュリティ面でも安心です。
無料でreCAPTCHA機能を使うこともできます!
興味を持った方は、ぜひ一度Formspreeを使ってみてください!
皆さんも素敵なハッピーホームページライフを!!!🌸
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