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Kubernetesを運用する上で便利な設定やツール

2021/06/27に公開

こんにちは、普段インフラエンジニアしているJohnn2690です。
Kubernetes を触り初めて半年くらい経過したので、
使っていて便利だなーと感じた設定やツールを紹介したいと思います。

※ 環境はMacOS/bash を想定しています。

kubectl alias

kubectlk に置き換えることができる設定です。エイリアスと呼ばれています。

kubectl get pod これが、
k get pod こうなる。

設定方法

echo 'alias k=kubectl' >>~/.bash_profile

kubectl completion

kubeclt の自動補完です。
tab 押すと次に入力できるオプションを表示してくれたり、
候補が1つしかなかったら入力してくれるやつですね。

kubectx + kubens

インストール方法

brew install kubectx

kubectx

こちらは、contextの切り替えが楽になるものです。

通常であれば、kubectl config use-context hogehoge で切り替えると思いますが、
kubectx を使うと以下の様になります。
kubectx hogehoge

これだけでも十分ですが、
kubectx でローカルに登録されているkubernetes cluster一覧が表示され
kubectx - で切り替える前のcontextに戻ります。cd -のような感じです。

kubens

こちらは、コマンドを実行するnamespaceを設定することができるものです。

例えば、foo namespaceのpod一覧を確認するときは、
kubectl get pod -n foo と実行すると思いますが、
kubens でkubens foo と設定し、
kubectl get pod と実行すれば、foo namespaceのpod一覧が確認可能です。

ただ、意図しないnamespaceに対してコマンドを実行してしまう可能性があるので、十分に注意が必要ですが、以下の設定がその問題を解決してくれると思います。

kube-ps1

promptにcontextと今設定されている?向いている?namespaceを表示するものです。
どんな感じに表示されるのかは、上のリンクから参照してください。

最低限、運用上、無いとしんどい設定やツールを上げました。
役に立てれば、幸いです。

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