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QNAP TS-932PXでMinIO serverの稼働テストをしてみる
最近Stable Diffusionにハマりファインチューニングの学習データをオブジェクトストレージにいい感じに格納しておけないかと思い自宅のNASを使って
AWS S3互換のMinIOサーバーの稼働をテストしてみました。
1 qnapclub storeからqpkgをダウンロードする
ダウンロードしたファイルをqnapのコンソールのApp Centerから
install manually の+アイコンを選択してqpkg をインストールする事でminioサーバーがQNAP NASにインストールされる。
2 minio server を開いてminioコンソールにアクセスする
初期の認証情報は下記の通り
ACCESS KEY:admin
SECRET ACCESS KEY:password
3 mc コマンドを使えるようにする
今回は手元の端末はUbuntu 20.04でやってますがWindowsでもMacOSでも下記のガイドの手順に従えば
minioのクライアントコマンドは使える筈です。
wget https://dl.min.io/client/mc/release/linux-amd64/mc
chmod +x mc
./mc --help
4 mc コマンドでエイリアスを設定してバケットを見る
管理コンソールからtestbucketという名前のバケットを作っておく。
専用ユーザーも作った方が良い
./mc alias set test http://”minio server ip address”:9000 ACCESS-KEY SECRET-ACCESS-KEY
上記のような感じでエイリアスをセットすると
Added `test` successfully.
という成功メッセージが帰ってくるのでバケットを確認する。
$ ./mc ls test
[2022-09-13 17:54:47 JST] 0B testbucket/
ちゃんと見えてました。
awscliでも見れるそうですがこのあたりを参考にすると良いかも知れない
aws configureを使ってACCESS KEY と SECRET ACCESS KEYを設定したあと
一応testbucketの中にアップロードしたフォルダは見れました
aws --endpoint-url http://"minio server ip address":9000 s3 ls s3://testbucket
PRE img/
PRE input_data/
補足
※セキュリティ周りをちゃんと検証出来ていないので本記事の内容はPoCのようなものとご理解ください
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