(体験レポ)AWSJumpStart2023(設計編)を受けて
概要
AWSの無料の新卒向けのアーキテクチャ設計研修であるAWSJumpStart2023(設計編)を受けたから体験レポを残す。
*資料公開などは許可済みです!
内容
1日目
- アイスブレイクを幾ばくかしていただいた後に、webアプリとはから始まる講義からスタート
- いきなりAWSサービス説明というより、現実世界のwebアプリを例にどのようにAWSサービスが使用されているかをイメージを湧いてもらうように講義。
- 次に信頼性、スケーラビリティを意識したAWS構成の講義を開始。
- ハンズオンで一時間ほどで、route53とec2を用いて仮想サーバーのイメージをつかむ。
- まずは、vpcを利用して、ec2を稼働させるネットワークを構築する。
- 次にec2を作成、session managerを構築して、vp4アドレスをコピーして仮想サーバーにアクセスできることを体験、最後にクリーニングするハンズオンを実施。
- 100人向けのサービス設計から徐々に大きくなっていって100万人のサービスになっていくという資料の流れが秀逸でめっちゃわかりやすかったです。
- 午後にはイベントなどで解説された実際のサービスのアーキテクチャ図の説明などから始まり、ec2に立てた目的のサービスを動かせるようになるまで午前中に学んだ知識を利用しながらハンズオン、困っている人を何人か選んで、トラブルシューティンングを解説しながらやってくださったり、手動作成がうまくいかなかった際にCloudFormationでの救済案も用意してくれていたせりつくせりの一日目でした。
2日目
- まずは最初にチェックインをしてから昨日のおさらいも含めたクイズを実施。
- 昨日学んだことの整理にもなるし、なぜ間違いの選択肢が間違えているかも教えてくれるし、二日目の眠たい朝にもぴったりでとても良かった。
- そこからは出されたアーキテクチャ課題に対して個人で考え、その後チームでアーキテクチャを検討
- 最後には何チームかランダムで選ばれたチームのアーキテクチャを見ながら公開レビューで話し合うという流れでした。
- 課題の内容はその時のお楽しみに。
何が良かったか
2日間で設計の大まかな流れが味わえる
もちろん実施後の継続が大事なのですが、AWSの方々がどのように考え、作成するかなども聞けて、設計をしてみたいがしたことがないというエンジニアや、設計してくれるエンジニアの話している内容がわかるようになりたいという方にも向いているのではないかと感じました。
研修中のサービス精神がすごい
自分達の回は、うまくいってない方の了承の元、その方用のアカウントでのトラブルシューティングを公開で、どのように解決するかのプロセスを丁寧に話しながら実施してくれたり、
slackでの質問は大勢の人がいるのにほとんど回答してくださったりなど、研修途中でエラー出て進めなくなった...というような人や、いろいろ質問したいけど大勢の前で質問もな...などというような人への気配りがされておりました。
実製品のアーキテクチャ図を見せながら解説してくれたりする
実際に任天堂様などで使用されているアーキテクチャ図などを見せながら解説してくださったり、まだぼんやりとしている設計に具体性を持たせれるように実際に製品に使用されているアーキテクチャ図を見せながら解説してくださったのはとても貴重な機会だなと感じました。
もうちょっとだけこうしてほしい(最高だった前提で)
ディスカッションが社内メンバーのみで社外交流がなかった
自分の意見が少数派で運営の方々の気遣いであるとは思うのですが、二日目のグループワークが社内の人で固めれており、結果として社外交流が図れませんでした。
社外の研修などを受けるのはもちろんその研修内容を学ぶことが目的ではありますが、同時に社外交流を図りたいと思って自分は参加しているので社内メンバー全員で固められるよりかはランダムの方が良いなと自分は思ったり...
結論
無料だとは思えないクオリティで2日間密にawsサービスの設計に対して考えて、第一歩にすごく良いと感じました!
slackも一ヶ月残してくれて様々なメンバーの疑問点も見直せますし、資料も残してくれたりでこれからの学習にも活かせる研修だということを胸を張ってお薦めできます!!!
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