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AI Driven Development(AI駆動開発)とは

2024/10/18に公開

私も最近はカスタム開発がっつりというわけではないのですが、
AI駆動開発についてちょっと調べてみたので纏めてみます。

AI駆動開発(AI-Driven Development)とは

AI駆動開発(AI-Driven Development)とは、AIを開発プロセス全体に積極的に活用し、システム開発を効率化・高速化・高品質化する新しい開発手法です。

特徴

・AIを開発の中心に据え、各工程でAIツールを活用する
・開発の自動化・効率化を推進し、人間の作業を削減する
・開発速度の向上と品質の向上を同時に実現する

メリット

AI駆動開発のメリットは以下があります。

・開発費用の削減
 ⇒人件費や時間の削減により、コストを抑制

・開発期間の短縮
 ⇒AIによる高速処理で開発スピードが向上

・テストの効率化
 ⇒AIによるテストケース生成と自動実行

・保守運用の効率化
 ⇒AIによるリアルタイム監視と早期異常検知

デメリット

AI駆動開発のデメリットは以下があります。

・発展途上の技術でできないこと(限界)が多い
 ⇒AI技術は急速に進化しているとはいえ、まだ発展途上にある分野も多く、すべての作業をAIに任せることができるわけではありません。

・プログラミングの知識がないと難易度が高い
 ⇒AIツールを利用すれば誰でも簡単に開発ができると考えがちですが、実際には基礎的なプログラミング知識が必要です。

・人間によるレビューの必要性
 ⇒AIが生成したコードや設計案は、人間が最終的にレビューする必要があります

➀AIツール単体で開発まで完結するツール

Dify: AI言語モデルを用いてチャットボットなどの独自アプリを開発できるオープンソースのツール
https://dify.ai/jp

Coze: プログラミング知識がなくても直感的にAIチャットボットを作成できるノーコードツール
https://www.coze.com/

➁AIツール単体では完結しないが各工程全般で活用できるツール

ChatGPT、Claude: 要件の具体化や詳細化、コード自動生成などに活用できます。
https://claude.ai/login
https://chatgpt.com/

➂主にビジネスモデリング、要件定義で活用できるツール

ChatGPT: 要件の具体化や詳細化に活用できます。
https://chatgpt.com/

Gemini: ChatGPTの代替として利用可能です。
https://gemini.google.com/

v0: UI、UXデザインに利用できます。
https://v0.dev/
https://zenn.dev/acntechjp/articles/f29c823733bb6e

➃プロトタイピング、開発、テスト

ChatGPT: 要件の具体化や詳細化に活用できます。
https://chatgpt.com/

v0: UIデザインだけでなく、フロントエンドのコードも生成してくれます。
https://v0.dev/
https://zenn.dev/acntechjp/articles/f29c823733bb6e

Cursor: コーディングとデバッグを支援します。
https://www.cursor.com/

まとめ

基本的には自分で触ってみて動かしてみたもののみリンクをつけておりますが、これ以外にも様々なツールが出ていてかなりのツールが出回っていますのでどのツールを使うか、またこれらのツールを適切に組み合わせることで、AI駆動開発の効果を最大限に引き出すことができます。

ただし、AIはあくまでも支援ツールであり、最終的な判断や品質確保は人間が行う必要があることを忘れないでいただければと思います。

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