全社プロジェクトのPMO
この投稿は、2024年JINSのアドベントカレンダー17日目の記事です。
自己紹介
記事を書くのは2回目ですが、前回の記事で自己紹介をしていなかったので、まずは自己紹介を簡単に。
2020年4月からジンズにjoinして、主にバックオフィス部門のカウンターとして業務改善を中心に、要件のとりまとめや新しいシステムの選定・導入支援、既存システムの運用保守などを担当しています。
最近は全社プロジェクトのPMOにアサインされ、慣れない仕事を気合と情熱でなんとかこなしている状態ですが、プロジェクトをここまでやってみてわかった苦労などを記事にしたいと思います。
全社プロジェクトとは・・・
すでにプレスリリースもされていますが、我々は2025年ベトナムに出店を計画しています。
縁あって、ベトナム出店プロジェクトのPMOに任命され、日本とベトナムを往復する生活を送っています。
私はパクチーが苦手だと思っていたのですが、ベトナムで食べてからは苦手意識なく食べられるようになりました。食わず嫌いだったようです。
あと、ベトナムに行ったことがある方はわかると思いますが、車とバイクが行き交う横断歩道も躊躇なく渡れるようになりましたwww
さて、PMOにアサインされたのですが、海外進出のPMOなんて初めてなので何から手を付けてよいのかわからず右往左往。
キックオフしなければなにも始まらないので、まずはキックオフの準備に取り掛かりました。
グローバル加速に向けて
キックオフに向けた準備を進めていくと、あることに気づきました。
我々は中国、香港、台湾、米国、フィリピンにお店を出していますが、過去に海外進出した時の資料が何もないじゃーん!!
せめて資料があれば、どういったことを検討しなければいけないのか、それはどの部門が責任をもって進めるのか、リスクはどこにあるのか、などがわかるんだけどなーと思いつつ
幸いにも過去の出店に関わったメンバーがいたので、その重鎮の方々にどうやってプロジェクトを進めてきたのかヒアリングをすることができ、断片的ながらやらなければいけないことが少しずつ見えてきました。
「うん、これは大変だwwww」
先人たちはすごいなーと感心しながらPMと相談し、今回のベトナムプロジェクトを新規国出店のパッケージ化することを目的の1つにしてプロジェクトを進めることにしました。
我々はベトナムを皮切りにMagnify Lifeの実現に向けてグローバル加速をしていきます。
国ごとに違いはあるにせよやらなければいけない大枠は変わらないので、このプロジェクトで足もとの土台をしっかり整え、グローバル加速がちゃんと加速できるようプロジェクトの内容はすべてドキュメント化して資産として残すことにしました。
プロジェクトキックオフ!!
各部門からプロジェクトメンバーを選出され、キックオフを行いました。
PMからこのプロジェクトの使命など熱い想いをプロジェクトメンバーに伝え、我々はベトナムでの成功を願い、これからの新規国出店にも大きな成果を出すことを約束しました。
キックオフ後、順調とはいきませんが、2025年の出店に向けてプロジェクトメンバー一丸となって推進しています。
ベトナムあるある
現地視察をしているとユニクロ、無印良品、コーナン、ダイソーなど日系企業のお店をよく見かけます。
異国の地にいながら日本を感じられる瞬間に少し安心感を覚えたりします。
商品も陳列されてお店の準備もできていそうなのにオープンしていないお店があります。
お話を伺ったところライセンスの取得に時間がかかっていて、準備はできているが営業ができない状態だということでした。
お店をオープンするためには様々なライセンスの取得や当局への申請が必要です。
まずは法人設立、営業ライセンス、医療機器を取り扱うためのライセンス、商品を輸入するためのライセンスなどなど。
ベトナムでは担当者によって言うことやチェック内容が異なる場合があります。
同じ内容でもA担当者であれば問題なかったのが、B担当者の場合だと受け付けてもらえず、何度も修正をしたのちにようやく受理していただけるとか。
国によってプロセスやリードタイムが異なることはある程度わかっていたつもりでしたが、やってみてはじめて実感(痛感)しました。
これからに向けて
大きなチャレンジではありますが、プロジェクトでは得た経験は必ず次につながるよう社内に共有しながら我々は前を向いて進んでいきます。
2025年にはベトナムにお店が出店できるよう見守っていただけるとありがたいです。
次回の記事ではプロジェクトのパッケージ化と苦労話をたくさんお話したいと思います。
それでは、また。
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