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初めてのAWS re:Invent 2025 GameDay

に公開

この投稿は、2025年JINSのアドベントカレンダー 8日目 の記事です。

ごあいさつ

JINSで働いて1年が過ぎました。
ITデジタル部のいしざき(@ishizak1111)です。

この1年はUSのデータマイグレーションをしたり、他部署の課題をTechで解決したり。現在は日本のデータマイグレーションを担当しています。
担当範囲のピントが定まってないです。メガネ屋なのに。🤓

なにを語るか

今回は『AWS GameDay: Security ft. SentinelOne (GHJ308)』に1人で初参加した感想を語ります。
※ GameDayとは、4人1チームがミッションに応じて実際に手を動かして問題解決する、チーム対抗戦の競技型セッションです。

個人的にとても楽しい経験だったので、語らずにはいられない...ッ!!!
というモチベーションで書きました❤️‍🔥

この記事を読んでくださった方を
「楽しそ〜!」と思わせられたら100点、
「自分も参加してみよう!」と思わせられたら120点
とします。(激甘採点💯)

GameDay感想

自分はCTF🚩に参加したことがあるのですが、それとちょっと似ている気がします。
(今回のGameDayではチーム間でのスコアのやり取りがあったので、そこが違う)

私は偶然、日本人だけで構成されたチームに配置されました。
チームメンバーはみなさんGameDayに複数参加経験のある、とっても頼もしいチームでした。

チームの作戦としては、問題をメンバーごとに分業して最後にみんなで合流してメインミッションをやろう!スタイル。
私が担当した問題は一番簡単そうな「Generative AI Insights」🤖と「Trivia」⛲️。

Generative AI Insights

壊れているチャットボットを修正するような問題。
以下の知識があればスラスラ解けそうでした。

  • MCP (Model Context Protocol)
  • ECS
  • AWS Bedrock

業務でECSを使っているので、減点対象となるヒントを1つしか開けないでクリアできたのがだいぶドヤポイント。🤥

MCPの仕様を改めてちゃんと読んだり、AWS Bedrock ナレッジベースを初めて触れ流ことができたのが良かったです。

ナレッジベースを作成した際は不安になって、チームメンバーに
「なんかすごい時間かかってますけど、こんなもんですかね…!?」
って聞いちゃいました。

Trivia

チームメンバー全員で考えたり、Geminiにも聞いたんですが、全然わからず…
だいぶ間違えて失点してしまいました。チームメンバーの皆様ごめんなさいでした。🙇‍♂️
「あれ、なんか問題文が韻踏んでるっぽい…?」と気がついた部分に固執してしまい、プロンプト泥沼にハマってました。

英語のなぞなぞ難しすぎる...

AIに正解を教えて解説を聞いても、いやそんなの日本人は思いつかないわ!って感じでした。

Security Battle Royale

イベント後半に合流したので、チームメンバーにルールから優しく教えてもらいました。

脆弱性だらけのサーバが各チームに配られ、制限時間内に

  • 自チームサーバを強化する(ディフェンス)
  • 他チームサーバの脆弱性を突く(アタック)

を繰り返すゲームでした。

アタック

  • 手法は抽象化されており、どのサーバにどの脆弱性を突くかをformに入力するだけで他チームサーバにアタックできます。
  • アタックにはチャージが必要。一定時間が経てば打てるようになります。
  • アタックにはポイントが必要。
  • 成功したらチームスコアに加点。

ディフェンス

最初はS3とAPIGateway、はちゃめちゃなIAM設定だけのサーバだったらしいです。
(自分が合流した頃にはだいぶ屈強なサーバになっていたので詳しくは分からず...)

ここからWAFやcloudfrontを追加したり、アプリケーション自体も修正して脆弱性を無くすように修正していきます。


⇩こんな感じで、各チームのディフエンス履歴や脆弱性有無が確認できるので、脆弱性があるチームにその攻撃手法でアタックを仕掛けます。(脆弱性Yesでも失敗することがある)

ゲーム開始からだいぶ時間が経っていたので攻撃係としてのみ参戦しましたが、
チームの財(スコアポイント)を使ってアタック失敗してしまった…

結果発表~~~~!!!!🦍

4時間の長丁場でしたが、ちゃんと最後まで楽しめました。(おやつも出たし...🍪☕️)
結果的に入賞はできなかったですが、10位以内に入れたので良かった!
チームメンバーの優しさに感謝です!社外の方と技術的に交流できるのがとっても貴重な時間でした。

しかも、重厚感ある参加賞メダルを貰えました。🪙
いつも貰える訳では無いみたい...

最後に

会場全体の雰囲気がめちゃ良くて楽しかったので、ぜひ参加してみてください!
日本語ができるAWSスタッフもかなり多めにいらっしゃった印象なので、安心して参加できると思います。

おまけ1

セッション内容を自動翻訳している方は多いですが、ヘッドホンをスマホに直接つけることで
だいぶ翻訳精度が上がりました🎧

おまけ2

実は3日目に入場パスを紛失しました。(たぶんホテルのテレビ棚の裏に落ちてる)

スタッフさんから
👮「会場の中(ticket pick upブース)に行けば、もしかしたら有料で再発行してくれるかもね」
とだいぶ怖いこと言われたのですが、無料で再発行してもらえました。

会場内ではスタッフさんから「パス見せてね!」と突発的にチェックされるので、Security checkを突破してからは忍者の如くブースまで行きました🥷

来年以降で同じように困った方の参考になれば嬉しいです。

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