モチベーションを高める『大聖堂』の見つけ方
モチベーションを高める『大聖堂』の見つけ方 ✨
こんにちは、jinjer開発部PMの田口です。
現在は PMとしてプロダクトづくりを前進させるべく奮闘中! 💪
色々と途中ですが、チームと一緒に学びながら前進しています!
はじめに 🤔
あなたは今、何のために仕事をしていますか?
毎日書いているコード、修正しているバグ。
それはただのタスクでしょうか?
それとも、もっと大きな何かに繋がっているでしょうか?
先日、「三人のレンガ職人」 をテーマにしたワークショップを開催しました。
このシンプルな物語が、私たちの仕事への向き合い方を改めて考え直すきっかけになったので、
その様子をレポートします。
ワークショップ開催のきっかけ 🔍
日々の開発は「タスク管理ツールに並んだタスクをこなすこと」の連続になりがちです。
目の前のバグ修正や機能追加に追われていると、「自分たちは何のためにやっているんだっけ?」 という問いを見失ってしまうことがあります。
そこで、私たちの仕事に改めて意味づけをするため、このワークショップを開催しました。
ワークショップで考えたこと 💭
流れはとてもシンプルでした。
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「三人のレンガ職人」の物語を共有
旅人が三人の職人に「何をしているのですか?」と尋ねます。- 一人目:「見ればわかるだろう、レンガを積んでいるんだよ」
- 二人目:「レンガを積んで、壁をつくっているんだ」
- 三人目:「立派な大聖堂を建てているんだ!」
-
「自分の仕事」を言葉にしてみる
「いま、自分の仕事は三人のうちどれに近いか?」を共有。
普段はコードレビューや仕様の議論が中心ですが、この日は「考え方」や「価値観」を話す場。
「正直、いまはレンガを積む
感覚」という率直な声も出て、意外と盛り上がりました。
ワークショップで見えた、3つの気づき 💡
1. 視点が違うだけで、仕事の意味は変わる
- レンガを積む → コードを書く、テストを整備する
- 壁を作る → 機能を完成させ、CI/CDを通じてチームでリリースする
- 大聖堂を建てる → 数百万ユーザーが安心して使えるスケーラブルなシステムを提供する
「このバグ修正は面倒だな」という作業も、
「ユーザーが安心して使えるようにする一歩」だと捉えれば、やる気の出方も変わります。
2. ビジョンを共有することの重要性 🌍
「大聖堂のイメージが共有されていないと、レンガを積むだけの作業になってしまう」
そんな意見が多く出ました。
チーム全体で最終的なゴールやビジョンを共有することが、モチベーションを保つ上で不可欠だと再認識しました。
3. 一人ひとりの仕事の価値を再認識 🙌
「プロダクト全体を通じて価値を届けていると思える瞬間が一番モチベーションが高まる」
そんな声も印象的でした。
自分の仕事が最終的にお客様にどう貢献しているかを認識できると、責任感ややりがいが増すことを実感しました。
これからに向けて 🚀
今回のワークショップで出た共通の意見は、
「大聖堂のイメージをもっとチームで共有したい」ということでした。
そのために、今後はこんな取り組みを進めていきます。
- jinjer開発部として「人事労務の課題を解決する」という大聖堂をより具体的に示す
- プロダクトの目標やお客様の声、事例を定期的にチームで共有する
- 新しいメンバーとも「私たちの大聖堂」を一緒に描く時間を作る
- 日々のタスクがどうビジョンに繋がるかを意識し、それを言葉にして伝える習慣をつける
まとめ 📌
「三人のレンガ職人」の話は、シンプルながらも仕事の意味を考えるきっかけとして非常に有効でした。
レンガを積むのも、壁を作るのも、もちろん大事。
でも、時々立ち止まって 「自分たちの大聖堂って何だっけ?」 と見直すことが、モチベーションやチームの一体感を高めるのだと感じます。
最後に 💬
ひとつ質問です。
あなたは今、どのレンガ職人に近いですか?
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