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スプラトゥーン3のリッター4Kで使えるオートトリガーシステムを作ってみた
本システムに用いたツールのソースコードはすべて公開しています。
概要
オートトリガーの元ネタは、 ハードウェアとか研究所さんの動画です。このアイディアを実現してみた、という趣旨の記事です。
簡単に説明すると、敵などの対象に標準を合わせるだけで自動でボタン操作(発射)してくれる、というものです。
システム構成
システム構成は、元ネタと同じで、ゲームコントローラーに画像解析結果を流し込むことで実現しています。
画像解析のために https://github.com/splaplapla/procon_bypass_man_commander を作りました。
ゲームコントローラーに入力を流し込む方法
Switchとゲームコントローラーの間に入り込んでバイパスする https://github.com/splaplapla/procon_bypass_man を使っています。
ゲームコントローラーには、シリアル通信とTCP/IP経由で送信することが可能です。
画像解析の方法
ゲーム画面からレティクル部分を切り取り、これをテンプレートマッチングにかけて、判定を行います。opencvを使いました。
誤検知を避けるためにいくつかワークアラウンドを入れたり、処理時間を短縮するために工夫が必要でした。
以下は、テンプレートマッチング結果の様子です。
実際に使ってみた
以下は実際にシステムを動かしている様子です。
キャプチャ結果を画像解析し、ゲームコントローラーへの反映までにおおよそ200msくらいかかります。ギリギリ実用に耐えうるレベルでしょうか。
できれば50msくらいまで縮めたいのですが、画像キャプチャだけで70msくらいの遅延があるので厳しい。
おわり
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