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J-CATのプロダクト組織体制・文化について

2024/06/10に公開

こんにちは!J-CAT株式会社でVPoPをしている朝原 拓也です。
(インタビュー記事はこちら

私たちは、テクノロジーとクリエイティビティで、魅力あふれる日本の姿を世界へをミッションに掲げている観光テックカンパニーです。弊社では、特別な感動体験に出会える予約サイト「Otonami」と、日本の魅力を世界へ届けるインバウンド向け予約サービス 「Wabunka」を運営しています。

今回は、J-CATのプロダクトチームの組織体制と組織文化について紹介していきます!

プロダクトについて

J-CATは、日本の魅力を伝える厳選された非日常体験・イベントと、ユーザーを繋ぐプロダクトを展開しています。
改めてですが、主要なプロダクトは2つあり、国内向けの「Otonami」と、訪日外国人向けの「Wabunka」です。
「Otonami」は、独自の基準でクオリティを維持しており、世界遺産の神社仏閣、ミシュラン星付レストラン、人気ホテル、日本を代表するメーカーなどが提供する「感動体験」を予約できます。
「Wabunka」は、Otonami掲載の体験以外にも、海外からのお客様専用の体験も予約することができます。

プロダクトチームの組織体制

現在、J−CATのプロダクトチームは16名で構成されています。その内訳は以下の通りです。

  • エンジニア:10名(うち、業務委託5名)
  • デザイナー:3名(うち、業務委託2名)
  • プロダクトマネージャー:3名(うち、業務委託2名)

各職種の役割

各職種の専門知識に基づいた役割を定義しています。

エンジニア
事業価値の創造・課題解決のために技術的な専門知識を元に開発および運用する

  • プロダクトの仕様検討・策定
  • 設計・開発
  • 技術的な意思決定
  • テストの実施
  • バージョン・リリース管理
  • 運用・メンテナンス

デザイナー
事業価値の創造・課題解決のために、デザイン・ユーザー体験をプロダクトに反映する

  • プロダクトの仕様検討・策定
  • プロダクトのUI / UX設計
  • プロトタイピング
  • UXリサーチのサポート
  • デザインレビュー
  • ブランディング推進
  • デザインシステム構築・管理

プロダクトマネージャー
会社の事業戦略に基づき、価値の創造をする上で必要な課題の特定・優先度を決める

  • プロダクトビジョンの策定
  • プロダクト戦略・ロードマップの策定
  • プロダクトの仕様検討・策定
  • PRDの作成
  • KPI設計・目標設定と管理
  • 市場・競合分析
  • UXリサーチの推進
  • プロダクトの品質管理
  • ステークホルダーとのコミュニケーション

プロダクト単位のチーム編成

J-CATでは、プロダクト単位(OtonamiとWabunka)でチームが分かれています。
通常各チームは独立しており、それぞれのサイクルでスクラム開発を行っていますが、プロダクト共通の基盤開発など、必要に応じてお互いにサポートし合う体制が整っています。
また、OtonamiとWabunkaではペルソナ・プロダクトステージが異なるため、メンバーの専門性やスキルに応じてチームを編成しています。

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組織文化について

プロダクト志向

J-CATの組織文化は、プロダクト志向に強く根ざしています。
すべてのメンバーがプロダクトの価値向上を最優先に考え、最高のプロダクトを提供するために日々奮闘しています。
一部になりますが具体的には、下記のようなことをチームとして実施しています。

  • アウトカムにつなげるためのプロダクト仕様の検討
  • ユーザーに価値が届いたか評価するためのKPI設計
  • インタビュー、ユーザビリティ評価、J-CATの商品プランをユーザー目線で体験するなどのプロダクトディスカバリー
  • ドメイン知識を習得するための勉強会の定期的な開催
  • J-CATの商品プランをユーザー目線で体験

このように、どうしたら事業として成長できるか、ユーザーに便利に使ってもらえるか、チーム内外でアクションした上で開発を推進しています。

他のチーム・部門の関係性

プロダクトチームは、事業開発・カスタマーサクセス・マーケティングなどの他チームと密接に連携しています。
これにより、下記の文化が醸成されています。

  • 常にフィードバックを受けることで、リアルタイムな課題・ニーズを迅速にプロダクトに反映できる
  • プロダクトチームが作る「ソフトウェア」としての狭義のプロダクトではなく、事業としての広義のプロダクトとして、多角的な視点・高い視座を持って開発できる

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引用:「プロダクトマネジメントのすべて」及川卓也、曽根原春樹、小城久美子 著

また、プロダクトの方向性や仕様策定などの意思決定については、トップダウンとボトムアップのいいバランスが取れている組織になっています。
どちらか極端になるのは良くないので、経営陣・マネジメントがアラインしており、メンバーの成長機会を最大化するようにしています。

今後について

J-CATでは、まだまだプロダクトを通じて提供できる価値や、その過程で解決するべき課題が沢山あります。
プロダクト志向の文化を維持しつつ、事業成長に貢献できる組織を作ることで、1人でも多くのユーザーに「感動体験」を届けていきたいです。

おわりに

観光業界をリードしていくスタートアップで挑戦したい方、プロダクト愛を持って全力でやっていきたい方、事業を成長させるエンジニアリングチームでその専門性を発揮していきたい方、ぜひ一度カジュアル面談へお申し込みください!

プロダクトチーム一同、お待ちしております!

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