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独自の世界観を作り上げるotonamiをプロダクトエンジニアとして開発する魅力

2024/09/11に公開

こんにちは!J-CAT株式会社でエンジニアをしている前田です。

私たちは、「テクノロジーとクリエイティビティで、魅力あふれる日本の姿を世界へ」をミッションに掲げている観光テックカンパニーです。弊社では、特別な感動体験に出会える予約サイト「Otonami」と、日本の魅力を世界へ届けるインバウンド向け予約サービス 「Wabunka」を運営しています。

今回はOtonamiというプロダクトを開発する魅力、そしてチームでの取り組みについてご紹介したいと思います。

Otonamiとは

Otonamiは、日本の魅力を伝える厳選された非日常体験・イベントを提供する予約ECサービスです。一流のシェフによる飲食のプラン、職人の工房でのものづくり、寺院での特別拝観ツアーなど、ユーザの知的好奇心を満たすおでかけ・観光体験を提供しています

Otonamiのトップページ

2021年6月頃にリリースされて以降、右肩上がりで会員数・予約数が増えています。
2022年4月から2024年4月の期間で約16倍にも成長しています。

Otonamiの会員数推移

また、サービスの大きな強みとして、顧客満足度を測る指標であるNPS (Net Promoter Score)が非常に高いことが挙げられます。

OtonamiのNet Promoter Score

メディアと予約サイトを兼ねるOtonami独自の世界観

プロダクトの大きな特徴としては、上質な読み物としてコンテンツを提供するキュレーションメディアとしての性質と、実際に体験を予約購入してもらう予約サイトとしての性質を合わせ持った複合型なサービスであることが挙げられます。

プロダクトとしてはメディアと予約サイトを兼ねる独自の世界観を構築している、という点に大きなこだわりを持っています。

こだわりの一例として、普通の予約サイトならばファーストビューに購入の動線を必ず設けるところを、Otonamiでは美麗な画像を大きく表示するだけになっている点が挙げられます。

Otonamiの体験詳細画面

ユーザーが予約するためには、最低でも少しスクロールして「体験の概要」や「体験の特徴」を読む必要があります。このような購入導線が遠いプロダクトの設計は、予約のUXやマーケティングなどの観点から最適化しようとするとNGになることが多いと思います。Otonamiにおいても、純粋なコンバージョン率で計測したら、おそらくデメリットになっている可能性が高いです。

ただ、このような導線を通って予約するユーザーは、とても高い熱量で体験に臨んでいただくため、体験を提供してくださる事業者さんからの満足度も高くなります。結果として、良いユーザーが集まり、その良いユーザーのために良いコンテンツが集まり、という正のスパイラルが生まれています。

コンバージョン率を中心に据えた”合理的”なプロダクト設計だと、こうした世界観づくりはできていなかったかもしれません。

Otonami開発での”プロダクトエンジニア”としての働き方の魅力

こうした独自の世界観を築いていくOtonamiでエンジニアとして開発を進める上で、特に重要だと感じられるのが「プロダクトエンジニア」的な働き方です。

ここでプロダクトエンジニアと呼んでいるのは、フルスタックな開発をするだけではなく、UXデザインやドメインについて深掘り、技術以外の領域へと越境していくエンジニアのことです。

参考:

https://note.com/niwa_takeru/n/n0ae4acf2964d

Otonamiである機能を作る必要があった場合には、単にそれを実装することができるだけではなく、顧客体験がどうなるかといったUX観点や、プロダクトの世界観と相反しないか、事業にどう貢献するか、といったドメインへの理解を要求されることが多々あります。

また、BtoBtoCの特性上、ステークホルダーが複数にまたがることも多く、「誰のために何を作っているのか」というのを考える機会も非常に多いです。

Otonamiチームでは、プロダクト志向なメンバーが揃っているので、「なぜこの機能を実装するのか」「誰にどのような価値が届けられるのか」といったことを議論する機会がよくあります。

これにはロールやポジションは関係なく、例えばQAエンジニアとして品質という軸を持ちつつ、ドメイン理解などに越境していくことで、大きなバリューを発揮しているメンバーもいたりします。

エンジニアとして、常に多角的な視点を持ちつつ、自分の領域を超えてチャレンジしていくことが求められるエキサイティングな環境が大きな魅力だと思います。

おわりに

以上、Otonamiというプロダクトの特徴や、その開発で求められるプロダクトエンジニアとしての働き方をご紹介しました。

Otonamiはこれから新しいプロジェクトをどんどん立ち上げていくフェーズであり、さらに色々な領域にチャレンジできる刺激的な環境です。そういった面白いフェーズに関心がある方は、ぜひWantedlyのストーリー、および、募集ページもご覧いただけると幸いです。

https://www.wantedly.com/companies/company_5019094/post_articles/907188

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