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【Movementテストノード挑戦記】06章:Movementノードのソースビルド(Moveビルド含む)

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【Movementテストノード挑戦記】06章:Movementノードのソースビルド(Moveビルド含む)

この章では、Movementリポジトリのソースコードをもとにノードをビルドする手順と、
Moveコードのビルドや典型的なエラー対策について解説します。


ビルドコマンド

MovementノードのビルドはRustのcargoコマンドで行います。
VPSのメモリが少ない場合は-j 1でジョブ数を制限してください。

cargo build --release -j 1

ビルド時間と途中経過

  • ビルドには数十分〜数時間かかることがあります(特にCPUやメモリが少ないVPSでは長時間かかる)
  • 途中でエラーが出た場合はログを詳細に確認しましょう

よくあるビルドエラーと対処法

  • メモリ不足:
    swap領域を増設するか、-j 1でジョブを絞ることで対応可能
  • APT依存エラー:
    事前にすべての依存パッケージがインストールされているか確認
  • Rustバージョン不一致:
    rustc --versionで指定バージョンになっているか確認

ビルド結果の確認

ビルドが成功すると、./target/release/movement-full-node という実行ファイルが生成されます。

ls -lh ./target/release/movement-full-node

Move関連の補足

MovementノードのビルドにはMoveコードのコンパイルも含まれています。
Move言語の詳細なカスタムや追加開発を行う場合は、公式ドキュメントやサンプルコードも参照してください。


この章ではMovementノードのビルド手順と注意点について説明しました。
次章ではノード起動前の設定ファイル編集や調整に進みます。


(続く章でさらに詳しく手順を解説します)

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