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時短しながら最適な tsconfig.json を使う
@tsconfig/recommended
を使いましょう。
tsconfig.json は他のファイルを元に、値を拡張 / 上書きして使うことができます。この機能を前提として @tsconfig/recommended
パッケージは各処理系ごとに最適な tsconfig.json を用意してくれています。
基本的な使い方は次のようになっています。
- 処理系ごとの tsconfig をインストール
- 自分の tsconfig.json 内で
extends
オプションに 1 番を指定 - 他のオプションをお好みで記載する
どういった処理系をサポートしているかは GitHub repo にリストがありますので参考にしてください。
特に嬉しいのが target
/ lib
を処理系にあわせて最適な値に指定してくれていることです。 target
と lib
を適切に設定するのは最新の TypeScript の Release note を追ったり歴史的な知識を必要としたりします。この分の手間が省けるだけで生産性が上がるので、ぜひ使っていきましょう。
他にも次のオプションを有効化してくれています。
いずれも公式が推奨しているオプションです。いちいち "strict": true
と書く手間が省けるのも良いですね。
エキスパートの知恵を借りて、どんどん開発を効率化しましょう。
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