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すべてが S になる (SORACOM Arc をルーターで使う)

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開催中の SORACOM Discovery 2021 もいよいよ最終日となりましたが、昨日発表された新サービス SORACOM Arc(以下 Arc) を試していただいた方も多いのではないでしょうか。
Raspberry Pi やスマートフォンなどのデバイスなどで接続する使い方もありますが、この記事ではルータから WireGuard 接続してみたいと思います。

開発用のマシンから SORACOM Platform に接続したい!

我が家では逸般の誤家庭向け鉄板ルーターであるところの YAMAHA さんのルータ(RTX-1200)に、SORACOM SIM入りUSBモデム(FS01BU)を経由して、LAN内から各種SORACOMサービスを利用できる環境を作っていました(開発用途にはとても便利)。

今回 Arc が発表されたことによってセルラー通信に依存しないで同じ状況が再現できるようになりました。 WireGuard に対応しているルータはそんなには多くないですが、AmazonでWireGuardを検索してみると以下の製品が引っかかりました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07ZQ4VJM7/

非常に小さい持ち運び用のルータでとても安いので、お試しで使う分にはとても良さそうです。
セットアップして管理画面に入ってみると、オープンソースのルーターファームウェア OpenWrt をベースに作られている GL.iNet が動いているようです。

GL.iNetは標準で WireGuard 機能を備えていて、Server にも Client にもなれるようです。今回は Arc のサーバに接続に行くクライアントとして設定をしていきます。

WireGuard Client の設定は、一般的な WireGuard の設定ファイルを直接書く方法と、対話的に設定をする方法と2つあります。

WireGuard 接続設定の払い出し

※ 詳細な手順は、ユーザーサイトを参照してください

SORACOM ユーザーコンソールで vSIM を作成した際には、WireGuard の接続情報が出ますので、これを先ほどのルーターの管理画面にコピペします。

これで Arc のサーバに WireGuard で接続されました!
それでは、SORACOM プラットフォームと接続されているかどうか確かめてみましょう。

3G 回線よりも1桁少ないレイテンシーで通信できています。めっちゃ捗りますね!

おわりに

全ての IoT デバイスが "S"ORACOM につながるようになる世界がもうすぐそこまで来てますね(タイトル回収)。

開発用のマシンに限らず、M5 Stack などの WireGuard に非対応なデバイスで SORACOM Platform を簡単に使いたいというときには、こういった WireGuard 対応ルーターを用意すると簡単に繋げられます。ぜひぜひお試しください!