📚

streamlitのローカル開発環境を整える

2024/02/27に公開

こんにちは!kirigayaです。
今回はstreamlitの開発環境をローカルに構築していきます。
LLMやGPUを使いたい場合はDockerなどを使うことを推奨します。
今回使うのはpoetryです。
使うもの

  • homebrew
  • pyenv
  • poetry
  • github

PCはMacです。
※予めgithubにリポジトリを作成しPCにリポジトリをクローンしておいてください。

さっそくbrewを入れていきましょう。
brewはMacで使えるパッケージマネージャーです。色々なツールを一元管理してくれる便利ツールです。pathなども勝手に通してくれます。
サイトはこちら...
https://brew.sh/

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

pyenvのインストールとpythonのインストール

brew install pyenv

利用可能なpythonのバージョンを調べる

pyenv install --list

pythonのインストール(今回は3.12)

pyenv install 3.12.0
pyenv global 3.12.0

poetryのインストールとプロジェクトの作成

brew install poetry

クローンしたリポジトリに

cd test_project
poetry init

あとはEnterとyesを選択するだけでとりあえずプロジェクトを作成することができます。

プロジェクト内にstreamlitをインストールする

poetry add streamlit

ここで一旦githubにpushしましょう

git add .
git commit -m "Add pyproject.toml"
git push -u origin master

仮想環境を作る

poetry config virtualenvs.in-project true
poetry env use 3.12

poetry config --listでconfigの中身を確認できます。
poetry env listで仮想環境の場所を確認できます。

仮想環境を有効にする

poetry shell

※仮想環境から抜ける場合はdeactivate
※仮想環境を削除する場合はpoetry env remove 仮想環境名
※次回、仮想環境起動時に既にアクティベートされていると言われる場合はexitを試す。 
poetryのコマンド一覧はこちら
https://cocoatomo.github.io/poetry-ja/cli/

streamlitを起動する
プロジェクト内にhello.pyを作成し下記の内容を記述

import streamlit as st

st.write("こんにちは")

コマンドで起動する

streamlit run hello.py

ローカルホストで「こんにちは」と出れば成功です。
control + Cで終了できます。

これで色々開発できますね!お疲れ様でした。

岩田組

Discussion