カード型NFCタグを使ってデジタル名刺を作る
イベント後のXアカウント交換、もっとスマートにしませんか?
イベントや懇親会などでXのアカウントを交換することはよくあることだと思います。
そのような場面で、自分のXのIDを伝えて相手の方に検索してもらうという手順を踏むと思いますが、もっと簡単に相手に情報を渡せたりしたらいいなと思いませんか?
そこで今回はカード型のNFCタグを使ってカードにタッチするだけで簡単に相手に自分の情報を伝えられるNFCタグを作ってみようと思います。
準備するもの
- カード型NFCタグ
- 結構安いです。10枚入りのものでも1000円ほどです。木製や金属素材のものもあります(すごい)
- AmazonなどECサイトで購入出来ます。家電量販店などにも売っているかもしれません(筆者は未確認)
- 今回使用したカード型NFCタグ
- NFCを読み取れる機器
- NFC TypeA/Bに対応しR/W両方出来れば何でも◯
- Android, iPhoneなどのスマートフォンやPasoriなどのリーダ/ライタを接続したPC等
NFCタグに貼り付ける画像の作成
GIMPやPhotoShopなどの画像編集ソフトやAdobe IllustratorなどでNFCタグに貼り付ける画像を作成します。
今回使用したNFCタグの大きさが横85.5mm, 縦54mmなので、それに合わせたサイズで画像を作ります。
今回、ネットワークプリントのL版サイズ(89mm * 127mm)を使用するので、貼り付けたい画像を86mm,54mmで作り、89mm*127mmの画像をGIMPで作成し、その上に作成した画像を貼り付けエクスポートしました。
ネットワークプリントを使用して貼り付ける画像をプリント
以下のようなサービスを使用し、シールとしてプリントします。
料金は200円ぐらい。安い。
プリントした画像をNFCタグに貼る
多分一番難しい部分です。
余分な部分は切り取り、NFCタグに画像を貼ります。
一発勝負なので失敗しないよう慎重に貼りましょう...!筆者は一回失敗しました
NFCタグに遷移先サイトを設定する
今回はAndroid・iPhoneで使用できるNFC Toolsというアプリを使用します。
起動後、メインメニューにある"書く"タブを選択し、
"レコードを追加"-> "URLを入力"と行きURL入力画面を開きます。
URL入力画面に遷移させたいサイトのURLを入力し、"OK"ボタンを押下し、
遷移した先の"書く / xx バイト"ボタンを押下してNFC書き込み待機に入り、その後、NFCカードを近づければ書き込み完了です。
- 書き込み待機画面
筆者は遷移先を自分のXのアカウントにしましたが、Xのアカウント以外にもlit.linkなどのリンクサービス、自分のサイトなどにしても良いと思います。
まとめ
NFCタグを買い、カードにシールを貼って遷移先を設定するだけなのでお手軽♪
ぜひ試して見て下さい。
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