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【Wifi】無線環境改善メモ

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いろいろ試してみたりメーカーに照会して得た情報をもとに作成したWifi関連の設定メモ。
これを真似したらご家庭の無線環境が改善する・・・かも・・・?
 

環境および前提条件

  • 執筆当時の無線環境はCiscoのCBW150AXが1台のみ。
  • Wifi6デュアルバンド対応のため、使えるのは5GHz帯と2.4GHz帯のみ。なおHE160非対応。
  • メインで使用するSSIDとサブ(救済用)のSSIDの2つを用意してます。
     

メインSSIDの設定

  1. 利用バンドを5GHzに限定する。
    意図せずバンドが切り替わらないようにするため。
     
  2. 使用チャネルはW52に限定する。
    DFS回避のため。160MHz幅に対応するAPとかだったらW53まで許容になるのかな。
     
  3. チャネル幅は80MHz(設定可能な最大値)とする。
    バンドを最大限活かすため。
     
  4. QoSはビデオ優先とする。
    CiscoWLCのQoSプロファイルでいうとゴールド。この場合音声はどうなるんだろ?
     
  5. データレートは12Mbps以上とする。
    端末とAPが通信する受信レートの最低ラインで、これが低速だと無線環境が悪化するらしい。ヤマハのサイトにベストプラクティスが載っていたけど、いつの間にかページが消滅してしまっていた・・・
    12で結構安定しているので、現在は24に上げて検証中。
     
  6. セキュリティタイプはWPA2に限定する。
    セキュリティレベルを下げるのは気が引けるけど、Merakiのベストプラクティスに記載があるほか、Ciscoへ照会した際も同じ回答が得られたので設定してます。効いているかは不明。
    【参考】無線 VoIP の QoS 設定に関するベストプラクティス

サブSSID(救済用)の設定

  1. 利用バンドを2.4GHzに限定する。
    2.4GHz帯しか利用できない機器の救済用であるため。
     
  2. セキュリティタイプはWPA2に限定する。
    過去記事でも挙げたけど、WPA3を有効化していると認証が通らない機器があるため。
     
  3. 送信出力を25%程度に下げる。
    干渉回避、省エネ、発熱を抑えることが主な理由。
     
     
     
    以上

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