そーだいさんと並河さんに聞くエンジニアキャリア論〜30歳からの非連続的な成長を考える〜
これまでの大きなキャリアの選択は?
そーだいさん
プレイヤー→CTO→CRE→CTO→独立→CTO
- プレイヤー大好きだったけどマネジメントやってみると決めた時
- マネージャーからプレイヤーに戻る時にキャッチアップできるか?
- 双方のやって欲しいことを見渡せるようになる
- 地方(広島)で企業
マネージャーとプレイヤーの行き来をどうやってきたか?
元々はマネージャーをやりたくないと思っていた
人に時間を割きたくない。
大きい問題を解決するには多くの人と一緒に仕事をする必要があったため、マネージャーになった
→ やりたいことは問題解決だからプレイヤーじゃなくても良いと思った
並河さんコメント
一度マネージャーを経験してプレイヤーをやるとマネージャー視点での行動が起こせるようになるというメリットがある
並河さん
プレイヤー→マネージャー→プレイヤー→マネージャー→プレイヤー→CTO
- マネジメントへの再挑戦
- 本当にやりたいことをやっていくためには裁量やポジションが必要
- プレイングマネージャーをやってどちらも中途半端になってしまった
- 「エンジニアリング」と「何か」の掛け算によるキャリア形成
- メガベンチャー→スタートアップへの挑戦
「エンジニアリング」と「何か」の掛け算によるキャリア形成
色々な方と話して視野・視座を広げることが重要
QA
プレイヤーに変わる時やマネジメントに挑戦するときに上司や周りに挑戦したか?
外部の付き合いが長い方(コニュニティなど)に相談した
性格的な向き不向きなども話してくれた
プレイングマネージャーについて
ピープルマネジメントを必要としないくらいのプレイヤーレベルであれば可能かと
組織の規模によりけり。10人規模で並河さんは厳しかった。3人くらいなら行けそう
プレイヤーのまま市場価値を上げていくことについて
並河さんは掛け算で価値を上げる方向に行った
人の目指す方向によりけり。何かに尖ったスペシャリスト or ゼネラリスト
自分の成長性をどの方向にするか?を決める
ライフスタイルが変わった時に立ち位置を変えないと行けないタイミングがある(結婚など)
お二人の考えるキャリアの考え方
そーだいさん
- コンフォートゾーンを出てラーニングゾーンに行くときに役職を変える
- 自分のできることの範囲から出るのは大変
- 20代はチャレンジしていくことが重要だった
- 30代は成功させることにフォーカスする
- 環境が人を育てる
- 環境は選べる・変えられる(手を上げる、転職)
- 視座・視野・視点を磨く
- コニュニティに行くことも環境を変えることになる
- 仕事の報酬は仕事
30を超えるとできるやつに仕事が降ってくる
並河さん
- キャリアのホワイトスペースを埋める選択をする
- 新しい挑戦を続ける
- 得意なことばかりやっていても成長しない
- 今までやったことがないことにチャレンジする
- とりあえずやってみる・色々な人と話す(視野が広がる)
- 目の前のことを楽しむ動機づけをする
- 30超えてくるとやりたくない仕事とも向き合う機会が増える
- 嫌なことでも自分の中で動機を作る
- 自分の選択に責任を持つ
楽しくなかったら楽しくする、自分で楽しくなるように工夫をする
お互いへの質問
そーだいさん→並河さん
CTOとしてどうやってメンバーにキャリアを提供していっている?
メンバーのキャリアなので、最後の意思決定はメンバーがする
CTOとしてできることは方向性の提供や環境づくり
できるだけ社内外問わずに色々な方と話ができる環境の提供
並河さん→そーだいさん
マネジメント、プレイヤーの行き来の期間は?キャリアパス設計は?
自分で決めた目的を達成できるかどうか?が動機になる
2,3年で振り返る必要性
やりたいことをやりきったタイミングでキャリアを考える・振り返る
業務委託だと同時にたくさんのIssueに向き合うことができる→並列で学べる (それで独立した)
→学びは多いが、達成感が薄くなる
より大きな解決をするためにCTOとなった
新しい山、次の山の選び方
問題解決することを目的としている
それに対する進み方に対する掛け算をする(PG言語、ポジション、ツール)
→掛け算で行うとリスクヘッジになる
20代の時は評価フィードバックが貰える
30代になると評価する側になるので社内でフィードバックが貰えな
→外から貰いに行く
QA
自分よりも優秀な人をマネジメントする場合
セルフマネジメントができるような方にはWhyを提供してHowをお任せする
→そうじゃない人は定期的に確認を取るようにする
任せるところは任せるが、丸投げにならないようにする
マネージャーは決定することが仕事、メンバーにタスクとして落とし込むことが重要
仕事の取捨選択はどういった基準とバランスで行うか?
会社としての優先度を決める
リソースは有限なのでコスパを意識
ちゃんと向かうべき方向に向かっているのか?の確認が重要
CTOを目指すにはどんな知識や経験が必要か?普段からどんなことを意識すれば良いか?
会社の中で技術的な部分において重大な意思決定をする
ビジネスサイドとのお話ができる必要がある
会社の成長に繋がるようにすることが重要なミッション
会社がどうしたい、会社としてどうしたいか?と言った話ができるように意識する
CTOになりたくてなったと言うよりはオーナーシップを持っていたらCTOになっていたという流れ
雑用などもなんでもやるおじさん
なんでもやるぞ!と言うマインドが必要