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ユーザーなのか、ユーザなのか

2022/09/11に公開約2,900字2件のコメント

ユーザーなのか、ユーザなのか

ユーザー、ユーザ
サーバー、サーバ
リカバリー、リカバリ

皆さんはどちら派でしょうか?

経緯

(長音符)の扱いについて、どちらで統一するか?と言うちょっとした議題が上がりました。
個人的に気になったので、ちょっと深堀してみます。

長音符、長音符号、長音記号とは?

wikipediaによると、以下の内容が記載されています。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/長音符

長音符(ちょうおんぷ)、長音符号(ちょうおんふごう)、長音記号(ちょうおんきごう)または音引き(おんびき)は、「ー」のように書き表される、日本語の記号(約物)のひとつ。棒引き(ぼうびき)ともいう。

まず、前提として「記号」として扱われるらしい。

カタカナ表記においては

長音符は主にカタカナで外来語(例:テーブル)や擬音・擬態語(例:ニャーン、シーッ)の長音を表記する場合に使われる。

とのことらしい。
では、具体的にどのようなパターンで調音符を入れるべきなのか??

外来語(カタカナ)表記ガイドライン

Googleで「英語 カタカナ 調音」で検索したところ、外来語(カタカナ)表記ガイドラインというものを発見しました。

https://www.jtca.org/standardization/katakana_guide_3_20171222.pdf
(制定は2015年らしい)

適用反映に以下の記述があるため、ソフトフェアも対象とのこと。

製品(ハードウェア、ソフトウェア、表示画面を含む)

全文読む前に・・・・
ガイドライン上は ユーザーメーカー になっているのでガイドライン上は ユーザメーカ では無いのでは?

さて、仕切り直してガイドライン上は何が正なのかを深掘りしたいと思います。

どちらが馴染み深いか?

製品利用者への調査(2003.9)では、総体的には、長音付けのカタカナ用語の方に馴染みを感じて
いる利用者が多いということがわかりました。

ほう。。。
つまり、プリンタよりはプリンター
メモリよりはメモリー
の方が馴染み深いとの結果が出ているらしいです。

で、何が正しいの?

英語の語尾の‐er、‐or、‐ar、 *y にあたるものは、原則として長音と
し長音符号「ー」を用いて書き表す。

とのこと。
ガイドラインに従うのなら上記の末尾の英語は調音符を付けるのが良さそう。

user とか、 explorer とか、 browser とか。
serverrecovery も同じく。

その他、ガイドラインから引用

コンピューター(computer) ドライバー(driver) メーカー(maker) プリンター(printer) タイマー(timer) ユーザー(user)
エレベーター(elevator) モーター(motor)
カレンダー(calendar) レーダー(radar) モジュラー(modular)
アクセサリー(accessory) エネルギー(energy) アイデンティティー(identity) メロディー(melody) メモリー(memory) パーティー(party)

ただし、例外があるっぽい

英語の語尾の‐er、‐or、‐arなどにあたるものは、原則としてア列の長音とし長音符号「ー」
を用いて書き表す。ただし、慣用に応じて「ー」を省くことができる。

え、どっちなの?
エレベータ コンピュータ などが該当するみたい。

「エー」「オー」と書かず、「エイ」「オウ」と書くような慣用のある場合は、それによる。 〔例〕 エイト ペイント レイアウト スペイン(地) ケインズ(人 サラダボウル ボウリン
グ(球技)

そもそも 慣用 によって省いたり、発音変わるってなんなんだ・・・
でも確かに、レーアウトじゃなくてレイアウト。

ガイドライン読み進めてみましたが、更に例外が何パターンかあるみたいなので途中で疲れてしまいました。

最後の方に辞書があるので、気になった方はご覧ください。

文化庁のサイト

文化庁のサイトにも記載がありました。

https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gairai/honbun06.html

内容は先ほどのガイドラインの抜粋みたいです。

その他外部サイト

日経さんの記事に面白い記載がありました。

https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20080725/311532/

マイクロソフトではこれまで,外来語カタカナ用語の表記ルールに関して,「JIS Z 8301(規格票の様式及び作成方法)」に基づく,自然科学や工学,学術論文の分野で主に利用されている「2音の用語は長音符号を付け,3音以上の用語の場合は長音符号を省く」というルールを採用していた。例えば「Computer」は「コンピュータ」と表記される。

従来は3音以上の場合、長音符を省くルールがあったらしい。

今後は,国語審議会(当時)の報告を受けて告示された「1991年6月28日の内閣告示第二号」に基づいて,「英語由来のカタカナ用語において,言語の末尾が-er,-or,-arなどで終わる場合に長音表記を付けることを推奨する」というルールを採用する。前述のComputerの場合,「コンピューター」となる。

2008年からは上記のルールに変わったとのこと。

更に深掘りしてくださっているマイナビニュースさん

https://news.mynavi.jp/article/20180419-617682/

長音語尾を省略するか否かの問題に、Microsoft社が巨大な一石を投じると、IT業界を中心にこれに追随し、「長音あり」に切り替える媒体が多数現れました。JISでは現在、以下のような文言が加えられています。

↑こちらは先ほどの日経さんの記事と同じ。

つまり、IT業界等では「長音あり」を採用しているものの、現時点で全業界が足並みを揃えるのは難しく、長音を付けるか否かに厳格な決まりは設けないということです。

まさに今回知りたかったこと!!!!!

まとめ

  • 元々、 JISC の規格では3語以上は長音符を省き、2語以下の場合は長音符を付けるルールがあった
  • 近年では長音符を付けた方が馴染み深いとの声が多数出ている
  • 結論、厳格なルールは現時点では無い

とのことです。
私は長音符付ける派ですが、プロダクトに合わせて統一するように心がけようと思いました。
(多分自分だけなら付ける方で統一します)

最後に

ニホンゴムズカシイ

Discussion

うろ覚えですが、バイト数を減らすために末尾の長音をつけないようにしていたという経緯を聞いたことがあります(デマかもしれませんが)

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