Slackのチャンネル名を変更したときはDatadogのSlack通知設定変更を忘れずに
サマリ
- Slack の channel 名を rename した際は各種インテグレーションの設定変更が必要ないかを確認しよう
- Datadog の Slack インテグレーション(アプリケーション)はチャンネル名を指定する形式のため、設定変更が必要になる
DatadogのSlackインテグレーション
Datadog の Slack インテグレーションには記事執筆時点で「Slack アプリケーション」と「Slack Webhook」の2種類があります。
どちらが利用可能かは Datadog の リージョンごとに異なりますが、 Webhook は公式で(レガシー)と記載されているため、今後はアプリケーションの方に統一されていくようにみえます。
ちなみに、最近リリースされた日本リージョン(AP1)については記事執筆時点ではドキュメントに記載されていません。
(アプリケーションの方が利用可能になっているようです。)
以下では、「Slack アプリケーション」の方について記載します。
DatadogのSlackアプリケーションのセットアップ
Datadog の Slack アプリケーションのインテグレーション設定については、公式ドキュメントを見れば問題なく設定できると思います。
※ 私は Integrations への遷移方法を忘れがちなのですが、Slack 同様 ⌘+K から機能名ショートカットで遷移できるので重宝しています。
Slack インテグレーションの設定画面です。
チャンネル名を指定し、各チャンネルに対してメッセージオプションを設定できるような形式になっています。
各種モニタリング(Monitors
や UX Monitoring
など)では、上のインテグレーション設定にて追加したチャンネルを通知先として設定可能になっています。
Slackチャンネル名を変えたときにどうなるか
Datadog とインテグレーションしている Slack チャンネルの名前を変えると、通知が届かなくなります!
下記、設定の変更方法です。
-
Slack インテグレーション設定から、チャンネル名を変更します。
-
各種モニタリングの設定を変更していきます。
たくさんの Monitors がある場合、通知先で絞り込みすると便利です。
rename したチャンネル名で探して、1個1個設定変更します。
※ もっと良い設定方法があれば是非教えて下さい…!w
- 通知先を新しく変更します。
モニタリングの編集画面下部の「Test Notifications」から通知のテストもできます。
まとめ
Datadog のモニタリングとそれらの Slack 通知をサービス運営のヘルスチェックとして運用している場合、通知が不意に切れることでトラブルの検知が遅れてしまう可能性があります。
Slack チャンネル名を変更した際は、Datadog を始めとした各種インテグレーションが引き続き機能していることを確認しましょう。
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