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開発中アプリの配布方法

2022/12/01に公開

最近、Unity Gaming Service の Cloud Build が調子悪いので、他の配布サービスを調べてみた。

IPAファイルやapkファイルを作成する方法はネットにいくらでも転がっているので、作成後の社内やチーム内での配布の際に使えるサービスについて簡単にまとめる。

常時利用するサービスを1つ。そのサービスが一時的に使用不能になった際にすぐに使えるサービスを2つ程用意しておけば、 「IPAファイルをアップ出来ないんだけど。どうしよう、面倒くさ」 という感情から受けるストレスを少しは減らせるはず。

diawi

diawi
Unity Gaming Service の調子が悪くなった際にアプリ配布方法を調べて最初に辿り着いたサービス。
使用方法は簡単。

1.メールアドレスでアカウントを作成
2.IPAファイルなどをアップロード
3.ビルドリンクを配布

アプリ配布をした事がある人ならば何も躓かない。

ただ、不便な箇所があって、Freeアカウントだとアップロードできるファイルサイズの制限が75MBで、容量が大きいアプリを配布するには、有料アカウントにアップグレードする必要が出てくる。
詳細はこちら

その点を無視できるくらい手順が楽なので、小規模なアプリ開発の際の選択肢として悪くない。

ちなみに、有料ユーザーになると、ビルドリンクから誰かがアプリをインストールすると通知が飛んでくる。テスターがテスト開始してからフィードバックまでの時間をこちらで予想できる。

Deploy Gate

Deploy Gate
diawiのファイル制限に躓いて、他のサービスを探して見つけたのがこちら。
容量制限は1つのアプリつき4GBらしい。
申し分ない容量といえる。

diawiの容量制限が煩わしくなったこちらを使うか、と思ったのだが問題があった。
アプリをアップロードするまでは楽なのだが、テスターがインストール際に手順が多い。
百聞は一見にしかずなので、暇があったら試してみて欲しい。
同じエンジニア同士だったりでのアプリ配布ならば問題ないだろうが、あまり機械に強くない人がチーム内にいる場合は手間が増える可能性があるので避けたほうがいいかもしれない。

ちなみに自分は次のサービスを使っていくつもりだ。

Install On AIR

Install On AIR
使いやすさはdiawiと遜色ない。むしろ、こちらの方がいいかもしれない。

diawiと大きく違う点はファイルサイズ制限が無く(色々調べたけど無さそう)、アカウントを作成せずともアプリをアップロードできる。
ただし、ゲストユーザーだとビルドリンクの有効期間は2日、アカウント作成すると6日らしい。
ゲストユーザーとしての制限という制限がそれくらいしかないので、どうやって収益化しているのかよくわからないが、無料の内はどんどん使っていこうと思う。

追記:無料アカウントだと200MBが上限でした。

AppHost

AppHost
料金やサービス形態はdiawiと似たような感じ。

fly buids

fly builds
料金やサービス形態はdiawiよりも良さげ。

The Beta Family

The Beta Family
個人や小規模な開発向けではなさそうな雰囲気。
アプリ配布目的というよりは、テスターを募集する為のサイトとしての側面が大きいかもしれない。

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