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全てのDockerコンテナ・イメージを消すコマンド
TL;DR
docker stop $(docker ps -aq)
docker rm $(docker ps -aq)
docker rmi $(docker images -aq)
docker volume prune -f
docker network prune -f
docker system prune -af
1. 導入
- Dockerを使っていると、不要なコンテナやイメージが増えていく問題点を説明。
- システムのリソースを無駄にしないための対策として、不要なコンテナやイメージの削除が重要であることを強調。
2. コマンドの解説
この内容は、Dockerを使用している開発者や運用担当者向けに、不要なコンテナ、イメージ、ボリューム、ネットワークなどを一括で削除するためのコマンドを紹介し、クリーンアップを効率的に行う方法を解説する記事です。以下に各セクションを詳しく説明します。
-
docker stop $(docker ps -aq)
実行中のすべてのコンテナを停止します。docker ps -aq
は、すべてのコンテナIDを取得し、それらに対してdocker stop
を適用するものです。 -
docker rm $(docker ps -aq)
停止したすべてのコンテナを削除します。docker ps -aq
で取得したコンテナIDを元に、docker rm
を使って一括削除します。 -
docker rmi $(docker images -aq)
使用されていないすべてのDockerイメージを削除します。docker images -aq
で全イメージIDを取得し、それを削除します。このコマンドで、不要なイメージを一括でクリーンアップできます。 -
docker volume prune -f
使用されていないDockerボリュームを削除します。これにより、コンテナで使用されていないボリュームが削除されます。-f
オプションは確認なしで削除するためのものです。 -
docker network prune -f
使用されていないDockerネットワークを削除します。これも-f
オプションで確認なしで削除します。 -
docker system prune -af
不要なコンテナ、イメージ、ボリューム、ネットワークを一括で削除します。-a
オプションは全ての未使用のものを対象にし、-f
オプションは確認なしで削除を実行します。
3. 注意事項
- 実行前に確認すべきこと:
- 必要なコンテナやイメージがないか確認。
- データが失われる可能性があるため、バックアップの推奨。
- 本番環境での実行に関する注意。
4. 活用例
- ローカルの開発環境をリセットしたいとき。
- ストレージの空き容量を確保したい場合。
5. まとめ
- コマンドの便利さを再強調。
- 定期的なクリーンアップの習慣化を推奨。
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