Obsidian in Windsurfの環境構築
What's this?
以前からObsidianもWindsurfも使っていたので、Obsidian in CursorならぬObsidian in Windsurfには興味があったのですが、環境構築が何となく面倒くさそうだなと思い、後回しにしていました。
しかし、最近はあらゆるドキュメントをWindsurf起点で書くようになってきて、iPhoneにも同期したいし、Obsidianともいい感じに連携したいなと思い始めたので、重い腰を上げてやってみました。
というわけで、作業メモを残しておきます。
環境
- macOS: Sequoia 15.5
- Windsurf: 1.10.1
- iOS: 18.5
- Obsidian: 1.8.10(Mac / iPhone)
インストール
まずは、ObsidianとWindsurfがないと始まらないのでインストールします。
ダウンロードページから、またはbrew
経由でインストールしてください。
Obsidian
$ brew install --cask obsidian
Windsurf
$ brew install --cask windsurf
Obsidianのセットアップ
Obsidianを起動し、新しいlocalのvaultを作成します。
今回はGit管理するので、GitHubリポジトリを管理しているディレクトリ配下でwindian
という名前のvaultを作成します。
vaultが作成されるとWelcome.md
というファイルが作成されています。
Windsurfのセットアップ
Windsurfを起動し、Workspaceの設定で上記のwindian
ディレクトリを指定します。
先ほど作成されたWelcome.md
が存在していることを確認します。
Git環境のセットアップ
GitHubリポジトリの作成
GitHub上にwindian
というリポジトリを作成しておきます。
次にローカルのwindian
ディレクトリで以下のコマンドを実行します。
$ git init
$ git add .
$ git commit -m "Setup Obsidian in Windsurf"
$ git remote add origin git@github.com:itosho/windian.git
$ git push -u origin main
GitHubリポジトリ側にローカルの内容がPushされていることを確認します。
obsidian-gitの設定
Obsidianのコミュニティプラグインからobsidian-git
をインストールします。
次にGitHub上でPersonal access token(Fine-grained tokens)を作成します。
対象リポジトリを先ほど作成したwindian
リポジトリのみにして、Read and write権限をContentsに付与します。
発行されたTokenを手元でコピーします。
iPhone側のObsidianの設定
obsidian-gitの設定
App StoreからObsidianアプリをインストールします。
PCと同様にwindian
という名前でvaultを作成します。
今回はGitで同期を行うため、Syncの設定はスキップして問題ありません。
設定画面のコミュニティプラグインからobsidian-git
をインストールします。
プラグインを有効化した後はOptionsから設定を行うことが出来ます。
GitHubのユーザー名と先ほど作成したPersonal Access Tokenの設定を行います。
また、Authorの設定も行います。
同期の確認
メニュー画面のOpen command palette
からgit clone
コマンドを実行します。
Remote URLはGitHubリポジトリのHTTPSのURLを入力します。
その後、いくつか設定内容を訊かれますが、新規の場合はデフォルトの選択肢を選べばOKだと思います。
Welcome.md
が同期されていればOKです。
次にファイルを適当に更新します。
メニュー画面からOpen Git source control
を開きます。
+ボタンで全ての変更をstage
し、✓ボタンでcommit
し、↑ボタンでpush
します。
GitHub側に変更内容がPush
されていれば、問題ありません。
PC側でもPull
して、Windsurf(Obsidian)に変更内容が反映されていれば、環境構築は完了です!
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