Closed4
linux 6.11系でスリープから復帰しない
fedora 40及び41を使っていて、スリープからの復帰が出来ずに真っ暗画面で固まり再起動するしか無い状態になった。
どうやらlinux 6.11系で問題があるらしい。
MT7922というWiFi cardのドライバーがおかしくなっているらしい。自分が使っているマザボもMT7922のWiFi cardが乗っている。
Device-2: MEDIATEK MT7922 802.11ax PCI Express Wireless Network Adapter
driver: mt7921e
rfkillを使ってスリープ前にwireless deviceを一度止め、復帰時に再開させるworkaroundがあった。これで問題なく復帰できるようになった。
- https://www.reddit.com/r/Fedora/comments/1g7ke8e/workaround_sleep_issues_with_kernel_611/
- https://docs.redhat.com/ja/documentation/red_hat_enterprise_linux/6/html/power_management_guide/rfkill
echo '#!/usr/bin/env bash
case ${1} in
pre)
rfkill block all
echo "Killed wifi/bluetooth"
;;
post)
rfkill unblock all
echo "Started wifi/bluetooth"
;;
esac' | sudo tee /usr/lib/systemd/system-sleep/sleep-fix.sh > /dev/null && sudo chmod +x /usr/lib/systemd/system-sleep/sleep-fix.sh
fedoraでは最新含めて3バージョン分のkernelが残るようになっている様子。fedora 40では6.10系がまだ残っていると思うので、その場合は6.10系を使うのも可。
古いバージョンを使うには、以下のように /boot/
以下にある目的のバージョンのkernelを指定してあげればよい。
sudo grubby --set-default /boot/vmlinuz-6.10.12-200.fc40.x86_64
あるいは起動時にkernelを選択できるようにする
sudo grub2-editenv - unset menu_auto_hide
# 選択を出さないようにするには
sudo grub2-editenv - set menu_auto_hide=1
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